建築家 内藤廣の思考の過程をプロジェクトや事務所の再現から辿る
三重県の海の博物館、長野県の安曇野ちひろ美術館などの作品で知られる建築家、内藤廣の1995年以来となる2回目の個展です。
“空間の価値”を探求してきた内藤氏は、「建築はそこに生きる人の生命が宿る場所であり、人々が過ごした時間や空間の記憶が張り付くことによって、建築自体が命を得ているのである」と話します。
会場では、3階に所長机の周辺、4階に所員の執務空間を再現。インスピレーションの参考にするような蔵書の数々、愛用品に加え、前衛生け花作家 故・中川幸夫による「桜」の書も必見です。所員のデスクには、スケッチや下絵、図面データ、スタディ模型などが置かれ、内藤作品が生み出された「アタマの現場」をリアルに感じ取れます。
また、2015年完成予定の「静岡県草薙総合運動場体育館」や「安曇野市庁舎」などの現在進行中のプロジェクトを中心に初期代表作からコンペ出品作などの未完作品までを展示。30余年にわたる設計活動の全容をたどれます。
※会期終了に伴い画像を削除いたしました展覧会名 | 内藤廣展 アタマの現場 |
---|---|
会期 | 2014年1月18日(土)〜3月22日(土) |
休館日 | 日・月・祝日 |
時間 | 11:00〜18:00(金曜のみ19:00まで) | 会場 | TOTOギャラリー・間 港区南青山1-24-3 TOTO乃木坂ビル3F |
入館料 | 無料 |
公式サイト | https://jp.toto.com/gallerma/ |
問合せ | 03-3402-1010 |
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。