テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢

19世紀の前衛美術「ラファエル前派」の名画が一堂に集結!

1848年にイギリスで結成された前衛美術のグループ「ラファエル前派」をクローズアップし、作品から同派の狙いや理想を掘り下げる展覧会です。

ラファエル前派の中心となったのは、ロイヤル・アカデミーの学生だったジョン・エヴァレット・ミレイ、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウィリアム・ホルマン・ハントの3人で、ラファエロを規範に形式を重視する当時のアカデミズムに反発し、素直な初期ルネサンス絵画を理想として、このグループ名を付けました。その作風は写実的で、正確性を高めるために戸外で制作を試みたり、細部を描きこんだりと、徹底したリアリズムを追求。当初は社会から猛反発を受けたものの、次第に受け入れられ、周辺にいたウィリアム・モリスら作家たちも巻き込んで広範囲に影響を及ぼしていきます。

ラファエル前派の運動は、絵画では唯美主義、工芸ではアール・ヌーボーやバウハウスなどの基となったデザイン運動“アーツ・アンドクラフツ運動”へとつながっていきました。イギリスの近代美術に新しい道を開くきっかけを作った同派の作風を、ロンドンのテート美術館が所蔵する72点の作品から展観します。

ジョン・エヴァレット・ミレイ 《オフィーリア》 1851-52年 油彩・カンヴァス テート美術館蔵
© Tate
ウィリアム・ホルマン・ハント《クローディオとイザベラ》 1850-53年 1879年加筆 油彩・板(マホガニー)テート美術館蔵 © Tate
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 《見よ、我は主のはしためなり(受胎告知)》1849-50年 油彩・カンヴァス テート美術館蔵 © Tate
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《ベアタ・ベアトリクス》1864-70年頃 油彩・カンヴァス テート美術館蔵 © Tate
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ《プロセルピナ》1874年 油彩・カンヴァス テート美術館蔵 © Tate
ウィリアム・ダイス《ペグウェル・ベイ、ケント州−1858年10月5日の思い出》1858-60年  油彩・カンヴァス テート美術館蔵 ©Tate
開催概要
会期 2014年1月25日(土) 〜 4月6日(日)
時間 10:00〜20:00(1,2月の火曜日は17:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 森アーツセンターギャラリー
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 
入館料 一般 1,500円、大高生 1,200円、4歳〜中学生 500円
公式サイト https://macg.roppongihills.com/jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2013年11月更新