生誕200年記念 特別展 清麿 −幕末の志士を魅了した名工−

鎌倉時代の刀工“正宗”になぞらえ、“四谷正宗”と呼ばれた名工

  • 2014/01/16
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幕末に活躍した日本刀の名工、源清麿(1813〜1855年)の生誕200年を記念して開かれる刀の展覧会です。

源清麿の本名は山浦 環といい、信州小諸藩の郷士の次男として生まれました。刀工を目指していた兄の影響を受けて10代から作刀をはじめ、21歳で江戸に出て兵法家 窪田清音(くぼたすがね)の後見を受けて作刀活動を行います。当初は「正行」という刀工銘でしたが、33歳の時に「清麿」に改名。江戸四谷に住んだことから、鎌倉時代の刀工“正宗”になぞらえて“四谷正宗”と呼ばれ、人気の刀工として知られるようになりました。しかし、42歳で突然自ら命を絶ち、その原因は今なお謎のままです。

本展では、18歳で手掛けた最初の脇指から、円熟期の名品、命を絶つ直前の絶作まで、約50点の刀が集結。時代に沿って、切先の大きいダイナミックな姿や地鉄の美しさ、躍動感あふれる刀文など、清麿の魅力を堪能できる内容となっています。

※会期終了に伴い画像を削除いたしました

開催概要

展覧会名 生誕200年記念 特別展 清麿 −幕末の志士を魅了した名工−
会期 2014年2月26日(水)〜4月6日(日)
休館日 月曜日
※祝日の場合は開館、翌火曜休館
時間 10:00〜17:00
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 根津美術館
港区南青山6-5-1
>> 会場の紹介記事はこちら
入館料 一般1,200円、学生1,000円
公式サイト https://www.nezu-muse.or.jp/
問合せ 03-3400-2536

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