新進気鋭の造形美術家ニコラ・ビュフ サブカルと伝統的な美を融合させた独自世界を展開
2012年、パリのシャトレ座で上演された古典オペラ「オルランド」。その美術監督を務め、高い評価を得たフランス人の造形美術家ニコラ・ビュフの美術館では初開催となる個展です。
パリ生まれながら東京で暮らすビュフは、ルネサンスやバロックなどの伝統文化と、日本やアメリカのサブカルチャーを独特の感性で融合。壮麗なイメージの中にマンガやアニメ、ゲームなどに出てくるようなキャラクターが現れるといった独自世界を作品で表しています。制作活動も、美術、舞台、ファッションなど多岐に広がっています。
本展では、夢と愛、闘いと勝利、死と再生という普遍的なテーマを少年ポリフィーロの冒険として観覧者が主人公になった気分でめぐります。ヨーロッパの古典と和製ロールプレイングゲームの世界観に類似性を見出したことをきっかけに本作品は制作されました。緻密な線で描かれた壁画と立体作品を組み合わせた大型インスタレーションのほか、鑑賞者が仮想空間で甲冑をまとえるマルチメディアインスタレーション、屋外の大型インスタレーションなども実施。美術館全体がファンタジー世界に変貌する物語仕立ての展覧会です。
作家略歴
展覧会名 | ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢 |
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会期 | 2014年4月19日(土) 〜 6月29日(日) |
休館日 | 月曜日 (ただし5月5日は開館、5月7日は休館) |
時間 | 11:00〜17:00(水曜のみ20:00まで) ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 原美術館 品川区北品川4-7-25 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,100円、高大生 700円、小中生 500円 |
公式サイト | https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/ |
問合せ | 03-3445-0651 |
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