1枚の写真が世界情勢や現代社会の縮図に!心に響く各地のできごと
1955年オランダのアムステルダムで世界報道写真財団が発足したことにより、その翌年から毎年2月に開催される世界報道写真コンテスト。その結果を世界約100カ所で公開する展覧会の東京展です。
前年1年間に撮影されたものが対象となり、1枚の単写真と複数枚で構成される組写真の2種類があります。57回目となる2014年は、132の国と地域から5,754人が応募し、53人が入賞しました。「一般ニュース」、「スポットニュース」、「現代社会の問題」、「日常生活」、「自然」、「スポーツ・アクション」など、9つの部門を合わせた応募作品総数は9万8,671点にも上ります。
世界報道写真大賞にはアメリカのジョン・スタンマイヤー氏が撮影したアフリカ東部のジブチ共和国の出稼ぎ労働者たちの写真が選ばれました。生活のために家族の元を離れて働く人々の現実が胸を打つ作品です。そのほか、台風30号に襲われたフィリピン、シリア内戦、ケニアのテロといった大きな出来事から、家庭内暴力などの身近にある問題までどれも強烈なメッセージを放ち、報道や平和について考えさせられます。
展覧会名 | 世界報道写真展2014 |
---|---|
会期 | 2014年6月7日(土)〜8月3日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし7月21日は開館、7月22日は休館) |
時間 | 10:00〜18:00(木・金は20:00まで) ※7月17日以降の木・金は21:00まで開館 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都写真美術館 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 800円、大学生 600円、中高生・65歳以上 400円 |
公式サイト | https://topmuseum.jp/ |
問合せ | 03-3280-0099 |
記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。