モノトーンの木版画で一世を風靡した画家ヴァロットンの本邦初回顧展!
白と黒のコントラストで表した創作版画から始まり、油彩画、挿絵、批評、演劇と、19世紀のパリで幅広く活躍した画家フェリックス・ヴァロットンの日本で初めて開かれる回顧展です。
スイス生まれのヴァロットンは、16歳の時にフランスに移住。1890年代に作ったモノトーンの木版画が評価され、版画の芸術表現が見直されるきっかけをつくりました。強調された輪郭と平坦な画面構成は、象徴主義や浮世絵の影響だと言われています。前衛芸術グループ「ナビ派」の一員としても活動し、鋭い観察眼で冷ややかさが漂う独自の作品を描きました。作品は切り取られた場面ながら、その奥に虚構や暴力など、秘めた要素がうかがえ、ミステリアスな魅力を持っています。
本展では、肖像画、風景画、風刺画、室内画、裸婦像、神話や戦争がテーマの作品など、約60点の油彩を展示。三菱一号館美術館が所蔵する187点のヴァロットンの版画コレクションからも、男女の親密な関係を描いた《アンティミテ》、白黒の対比が際立つ《楽器》、戦争の一場面を客観的にとらえた《これが戦争だ》など、連作を含む約60点が紹介されます。
展覧会名 | ヴァロットン ―冷たい炎の画家 |
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会期 | 2014年6月14日(土) 〜 9月23日(火・祝) |
休館日 | 月曜日 ※祝日の場合は開館、9月22日は18:00まで開館 |
時間 | 10:00〜18:00(祝日を除く金曜日のみ20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 三菱一号館美術館 千代田区丸の内2-6-2 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,600円、高大生 1,000円、小中生 500円 |
公式サイト | https://mimt.jp |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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