現代の芸術・ファッションの源泉 ピカソ、マティスを魅了した伝説のロシア・バレエ 魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展

ピカソやシャネルも巻き込んだロシア発バレエ団! モダンなコスチュームをデザイン画などとともに紹介

レオン・バクスト 「女王タマールの友人」、「女王タマール」、「レズギン人」の衣裳(《タマール》より)1912年頃 オーストラリア国立美術館

ロシアの芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフの主宰で、1909年にパリでデビューしたバレエ団「バレエ・リュス」。前衛芸術家を多数巻き込んで活動した同バレエ団のコスチュームを一堂に集めた展覧会です。

活動には、ダンサー、振付家、作曲家、指揮者、画家、文士など多様な人々が関わり、その前衛的要素は後の舞踊、音楽、美術に大きく影響し、モダンバレエという新たなジャンルの礎となりました。参加した芸術家には、ダンサーで振付家のワツラフ・ニジンスキー、後にオペラ座の芸術監督となったセルジュ・リファール、ニューヨーク・シティ・バレエ団の母体をつくったジョージ・バランシン、ディアギレフに依頼されて作曲した《火の鳥》や《春の祭典》で有名になった作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーのほか、ピカソ、ローランサン、コクトー、シャネルなど、当時パリで活躍していた多様な芸術家も集いました。

1973年、オーストラリア国立美術館が同バレエ団の作品や資料約400点を購入し、コスチュームも約40年かけて修復。今回の展覧会で初めてまとまった形で国外へ出品され、32演目、約140点の作品がデザイン画や資料などとともに紹介されます。

レオン・バクスト 「シリア人女性」の衣裳(《クレオパトラ》より)1909-30年代 オーストラリア国立美術館
レオン・バクスト、アレクサンドル・ゴロヴィン 「不死身のカスチェイ王の従者」の衣裳(《火の鳥》より) 1910年 オーストラリア国立美術館
ニコライ・レーリヒ 「ポロヴェツ人の少女」、「ポロヴェツ人の戦士」の衣裳(《イーゴリ公》の《ポロヴェツ人の踊り》より)1909-37年頃 オーストラリア国立美術館
レオン・バクスト 「シャー・ゼーマン」の衣裳 (部分)(《シェエラザード》より)1910-30年代 オーストラリア国立美術館
レオン・バクスト 「ニンフ」の衣裳(《牧神の午後》より)1912年頃 オーストラリア国立美術館
オーギュスト・ベール 《薔薇の精》─ニジンスキー 1913年 オーストラリア国立美術館
開催概要
会期 2014年6月18日(水) 〜9月1日(月)
休館日 火曜日(ただし8月12日は開館)
時間 10:00〜18:00(金曜、8月16日、23日、30日は20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室1E
港区六本木7-22-2  
入場料 当日 一般1,500円、大学生1,200円、高校生600円、中学生以下無料
公式サイト http://www.tbs.co.jp/balletsrusses2014/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2014年5月更新