建築家ピエール・シャローとガラスの家

20世紀初頭に活躍した建築家ピエール・シャロー、アール・デコの家具やガラスの家から先進的作風をみる

1920〜1930年代のパリで、家具、インテリアデザイン、建築の3分野で先進的な造形を生み出し、近代建築への道筋をつくった建築家ピエール・シャローの活動を紹介する個展です。

1919年、イギリスの家具会社から独立したシャローは、アール・デコの家具などを多く手がけ、1925年のパリ万国博覧会でフランス大使の館の書斎デザインで一躍脚光を浴びます。1927年には、レファンベール夫人のゲストハウスやツール市内のグラン・ホテルの内装などで作風を確立。ジャック・リプシッツやパブロ・ピカソらとの交流、建築模型の請負などを経て、次第に建築家へと活動を広げていきます。

本展では、活動初期から作風を確立させるまでを第1部、近代建築黎明期の傑作と評されているガラスの家を第2部、不況による苦難とアメリカ亡命後の活動と、3つに分けて構成。アール・デコの照明器具や事務机、店舗や室内の設計図、ガラスの家の外観から室内に至るまでの詳細な写真、アメリカ時代の建築模型などが展示され、デザインから建築まで幅広く取り組んだ作風がまとめて確認できます。

ピエール・シャロー≪パリ、シェルシュ=ミディ通り「ラ・ブティック」正面、設計図≫、L.P.セズィーユ著『デヴァンチュール・デ・ブティック』より、アルベール・レヴィ出版、1928年 ポンピドゥー・センター、パリ国立近代美術館蔵 Photo©Centre Pompidou - MNAM Bibliothèque Kandinsky - Bruno Descout
ピエール・シャロー≪ガラスの家≫1927-1931年、PhotocCentre Pompidou - MNAM Bibliothèque Kandinsky - Georges Meguerditchian
ピエール・シャロー≪ガラスの家≫1927-1931年、PhotocCentre Pompidou - MNAM Bibliothèque Kandinsky - Georges Meguerditchian
ピエール・シャロー≪ガラスの家≫1927-1931年、PhotocCentre Pompidou - MNAM Bibliothèque Kandinsky - Georges Meguerditchian
開催概要
会期 2014年7月26日(土) 〜 10月13日(月・祝)
休館日 水曜日、夏期休館 8月11日(月)〜15日(金)
時間 10:00〜18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 パナソニック 汐留ミュージアム
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F 
入館料 一般800円、65歳以上700円、大学生600円、中高生200円
公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2014年6月更新