だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵

影、鏡、配置、構図などで仕掛けた“だまし絵”のアイデアに驚く

人の目を欺く仕掛けを持つ“だまし絵”に焦点をあてた企画展。好評を博した2009年の「だまし絵」展に続く第二弾です。

だまし絵の範疇は幅広く、実際に存在しない扉や窓などを描いて実在するように見せかける、物などを寄せ集めて人型に模したもの、大きさや長さを錯覚させたものといった多様な手法があります。

本展では、アルチンボルドの《司書》やピアーソンの《鷹狩の道具のある壁龕》などの古典的傑作のほか、トロンプルイユと呼ばれる実在そっくりな描写のもの、影や鏡を利用したシャドウ・シルエット&ミラー・イメージ、幾何学的な形や色の配置で錯視効果を狙うオプ・イリュージョン、一定の視点から見ることで正しく見えるアナモルフォーズ、距離や見方を変えると別にイメージに変わるメタモルフォーズの作品を紹介。伝統的な詐術を用いながらも、現代の感覚のある作品群が見られます。

ルネ・マグリット 《赤いモデル》 1953年 油彩・キャンヴァス BNPパリバ・フォルティス銀行 Photo: Serge Verheylewegen ©ADAGP, Paris&JASPAR, Tokyo, 2014 E1043
福田繁雄 《アンダーグランド・ピアノ》 1984年 木、金属、アクリル 広島市現代美術館
カズ・オオシロ 《フェンダー・デラックス・リヴァーブ・アンプ 2》 2009年 アクリル絵具、パテ・木枠に張ったキャンヴァス 作家蔵
パトリック・ヒューズ 《広重とヒューズ》 2013年 油彩・組立ボード 作家蔵 ©Patrick Hughes, Courtesy Flowers Gallery, London / New York
クリストフェル・ピアーソン 《鷹狩道具のある壁龕》 1660年代(推定) 油彩・キャンヴァス ワシントン・ナショナル・ギャラリー Courtesy National Gallery of Art, Washington
開催概要
会期 2014年8月9日(土) 〜 10月5日(日)
休館日 無休 (ただし9月8日のみ休館)
時間 10:00〜19:00(金・土のみ21:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 Bunkamuraザ・ミュージアム
渋谷区道玄坂2-24-1  
入館料 一般 1,400円、高大生 1,000円、小中生 700円
公式サイト https://www.bunkamura.co.jp/museum/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2014年6月更新