影、鏡、配置、構図などで仕掛けた“だまし絵”のアイデアに驚く
人の目を欺く仕掛けを持つ“だまし絵”に焦点をあてた企画展。好評を博した2009年の「だまし絵」展に続く第二弾です。
だまし絵の範疇は幅広く、実際に存在しない扉や窓などを描いて実在するように見せかける、物などを寄せ集めて人型に模したもの、大きさや長さを錯覚させたものといった多様な手法があります。
本展では、アルチンボルドの《司書》やピアーソンの《鷹狩の道具のある壁龕》などの古典的傑作のほか、トロンプルイユと呼ばれる実在そっくりな描写のもの、影や鏡を利用したシャドウ・シルエット&ミラー・イメージ、幾何学的な形や色の配置で錯視効果を狙うオプ・イリュージョン、一定の視点から見ることで正しく見えるアナモルフォーズ、距離や見方を変えると別にイメージに変わるメタモルフォーズの作品を紹介。伝統的な詐術を用いながらも、現代の感覚のある作品群が見られます。
展覧会名 | だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵 |
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会期 | 2014年8月9日(土) 〜 10月5日(日) |
休館日 | 無休 (ただし9月8日のみ休館) |
時間 | 10:00〜19:00(金・土のみ21:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | Bunkamura ザ・ミュージアム 渋谷区道玄坂2-24-1 |
入館料 | 一般 1,400円、高大生 1,000円、小中生 700円 |
公式サイト | https://www.bunkamura.co.jp/museum/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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