金と銀が生み出す、日本画の新たな世界 近代以降の技法にクローズアップ!
光輝く美しさから古より珍重されてきた金と銀。絵画での金と銀の活用法に焦点を当て、平安時代の料紙装飾、江戸時代の琳派、近現代の金箔・
明治時代に入ると日本画家たちは、作品における金と銀の役割を、装飾性や権力や宗教の象徴性だけでなく、光と空間の表現、独自の世界観の強調などにも広げていきました。岩絵具にはない、メタリックな耀きや加工に適した性質が、新しい世界を表すのに適していたからです。
本展では、柔和な光を表すべく、金箔を裏面に使った和紙に描かれた横山大観《喜撰山》、金砂子を敷き詰める撒きつぶし技法で背景を描いた速水御舟《名樹散椿》(重要文化財)、紺地に金を対比させた川端龍子《草の実》など、画家たちが駆使した技法をもとに描かれた作品、金と銀の活用を着想するきっかけとなった平安・江戸時代の絵画などを展示。技法を再現するサンプルなども置かれ、素材としての金銀に正面から取り組んだ画家の試みに迫ります。
展覧会名 | 輝ける金と銀 ―琳派から加山又造まで― |
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会期 | 2014年9月23日(火・祝) 〜 11月16日(日) ※会期中一部展示替えがあります 前期:9月23日(火・祝)〜10月19日(日) 後期:10月21日(火)〜11月16日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし10月13日、11月3日は開館、10月14日、11月4日は休館) |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 山種美術館 渋谷区広尾3-12-36 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,200円、高大生 900円 |
公式サイト | https://www.yamatane-museum.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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