建築に携わった技術者、修復した職人 当時と現代のアーキテクツを追う
3年ぶりの開館を記念し、旧朝香宮邸が建設されるまでと、休館中の修復状況を紹介する建築に焦点をあてた展覧会です。
庭園美術館本館は、1933(昭和8)年に朝香宮家の本邸として建てられたもので、当時世界中で流行していたアール・デコ建築の作例として、東京都の有形文化財に指定されています。
アール・デコの特徴は、幾何学的なモチーフやシンメトリーな線を多用したデザイン。建築の場合、造形的な美しさのある外観だけでなく、内装や家具もデザインを統一している点が魅力です。
本展では、通常の展覧会では展示しない家具やオリジナルの壁紙、建設当時にデザインを担当したフランス人室内装飾家アンリ・ラパン、ガラス工芸家ルネ・ラリックの作品を紹介すると共に、朝香宮邸建築に携わった設計者や技術者の視点で完成するまでの経緯を追います。また、今回の調査や修復の記録も展示する予定です。
展覧会名 | アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる |
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会期 | 2014年11月22日(土) 〜 12月25日(木) |
休館日 | 毎月第2・第4水曜日(ただし12月24日は開館) |
時間 | 10:00〜18:00(12月22日〜25日は20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都庭園美術館 本館 港区白金台5-21-9 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 700円、大学生 560円、中高生・65歳以上 350円 |
公式サイト | https://www.teien-art-museum.ne.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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