時を重ねた建物と繊細な造形が生み出す静謐空間
1997年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館にて《地上にひとつの場所を》を発表し、国内外の注目を集めた現代美術家 内藤礼の個展です。
1961年に広島で生まれた内藤は、繊細でひっそりとした造形と、それを配置するオリジナル空間から成るインスタレーションを主体に創作活動を行っており、国内外で多数個展を開いています。1995年に《みごとに晴れて訪れるを待て》を発表。2001年には直島に《このこと》を設置し、翌年個展を開催しました。2010年、《母型》を豊島美術館に恒久設置しています。
「地上に存在していることは、それ自体、祝福であるのか」をテーマに創作される作品は、物量・色彩とも微かなものが多く、静けさを伴います。しかし、作品が配置される場所に収められた途端、その周囲全体の存在感が出てくるのが特徴です。
本展では、本館(旧朝香宮邸)と、新館の展示室の両方で作品を紹介。新作の彫刻や絵画も出品されます。
展覧会名 | 内藤礼 信の感情 |
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会期 | 2014年11月22日(土) 〜 12月25日(木) |
休館日 | 毎月第2・第4水曜日(ただし12月24日は開館) |
時間 | 10:00〜18:00(12月22日〜25日は20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都庭園美術館 新館ギャラリー1・本館 港区白金台5-21-9 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 700円、大学生 560円、中高生・65歳以上 350円 |
公式サイト | https://www.teien-art-museum.ne.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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