コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流

仏像、経典類などインド仏教美術を代表する約90件が来日!

日印文化交流の促進を目的に開催されている「日本に於けるインド祭2014-15」の主要イベントの1つとして開催されるインド博物館の仏教美術コレクションを紹介する企画展です。

コルカタ(旧カルカッタ)に1814年に創立したインド博物館はアジア最古の博物館で、古代インド美術のコレクションで世界的に有名。古代初期のバールフット遺跡(紀元前2世紀頃)を再現したギャラリー、クシャーン朝時代(1〜3世紀)のガンダーラやマトゥラーの仏像彫刻、グプタ朝(4〜6世紀)やパーラ朝時代(8〜12世紀)の名品など、各時代を象徴する名品が多数所蔵されています。

本展では、約90件の作品を7章に分けて展示。ブッダを人間の姿で表さず法輪、聖樹、足跡などでその存在を暗示するバールフット遺跡の浮彫彫刻、ギリシャ・ローマの影響が残るガンダーラ仏、釈迦の入滅から56億7千万年後に生まれて仏になると言われている弥勒菩薩と弥勒信仰などを作品と共に解説します。また、パーラ朝時代に造られた仏舎利を納めたストゥーパ(仏塔)や密教の仏像、樹皮やヤシの葉に書かれた経典なども展示され、古代インド仏教美術の興隆を初期から俯瞰できるのが特徴です。

菩提樹(カナカムニ仏)の礼拝 バールフット出土 シュンガ朝(紀元前2世紀頃)Photograph © Indian Museum, Kolkata
仏伝「出家踰城(しゅっけゆじょう)」 ロリアン・タンガイ出土 クシャーン朝(2世紀頃) Photograph © Indian Museum, Kolkata
弥勒菩薩坐像 ロリアン・タンガイ出土 クシャーン朝(2世紀頃) Photograph © Indian Museum, Kolkata
奉献塔 アシュラフプール出土 パーラ朝(8世紀頃) Photograph © Indian Museum, Kolkata
カサルパナ観音立像 チョウラパーラ出土 パーラ朝(11〜12世紀頃) Photograph © Indian Museum, Kolkata


開催概要
会期 2015年3月17日(火) 〜5月17日(日)
休館日 月曜日(ただし3月23日・30日・5月4日は開館)、5月7日
時間 9:30〜17:00(ただし金曜は20:00まで、4月4日以降の土日祝・休日は18:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 東京国立博物館 表慶館
台東区上野公園13-9  
入場料 一般1,400円、大学生1,000円、高校生800円
公式サイト http://www.tnm.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2015年2月更新