ボルドー展 ―美と陶酔の都へ―

先史から現代までの文化と美術が一堂に 交易とワインで隆盛したボルドーの今昔物語

フランス南西部の港町、ボルドー。同市の協力の下、美術館、博物館、図書館、公文書館など6つの文化施設から集めた美術作品、装飾品、考古・歴史資料、著名作家の著作まで幅広く紹介する、1つの街にクローズアップした企画展です。

ガロンヌ河に沿って三日月のかたちに発展し、“月の港”と呼ばれたボルドーは、ワイン産業と海洋貿易によって栄えた街。近郊には、旧石器時代の洞窟遺跡が点在し、古代にはガリア人によって商都ブルディガラが生まれ、12世紀から15世紀までの約300年にわたるイギリス領時代を経て、ワイン産業とスペインの聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の街の1つとして発展していきます。

本展では、先史時代をプロローグに、古代、中世、18世紀の黄金時代、フランス革命、20世紀初頭、エピローグの現代に至るまで5章に分けて紹介。アキテーヌ博物館の至宝である旧石器時代の《角を持つヴィーナス(ローセルのヴィーナス)》、彫刻家ベルニーニが手掛けた《フランソワ・ド・スルディス枢機卿の胸像》、三権分立を説いたモンテスキューの《『法の精神』のためのモンテスキューのノート》、画家ドラクロワ晩年の大作《ライオン狩り》など、絵画、彫刻、陶磁器、文書、地図など総数200点を超える作品・史料から、街の歴史を包括的に見られます。

ウジェーヌ・ドラクロワ 《ライオン狩り》 1854-55年 ボルドー美術館 © Musée des Beaux-Arts - Mairie de Bordeaux. Cliché L. Gauthier
ジャック・ユスタン陶器製作所 《銘々用のワイングラス・クーラー(「カルトジオ会修道院」セット)》 1745-50年頃 ボルドー装飾芸術・デザイン美術館
 Collection du musée des Arts décoratifs et du Design. © Mairie de Bordeaux. Photo Lysiane Gauthier.
《地球儀とガルシャ張りのケース》 18世紀 アキテーヌ博物館 © Musée d'Aquitaine - Mairie de Bordeaux. Cliché L. Gauthier
開催概要
会期 2015年6月23日(火) 〜 9月23日(水・祝)
休館日 月曜日(ただし7月20日、8月10日、9月21日は開館)、7月21日(火)
時間 9:30〜17:30(金曜は20:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立西洋美術館
台東区上野公園7-7 
入館料 一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 800円
公式サイト http://www.tbs.co.jp/bordeaux2015/
問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
2015年5月更新