王妃と女王にクローズアップ! 彫像や装飾品など14か国から名品約180件が集結
古代エジプトの王を支えた王妃や女王に焦点を当て、その役割や宮廷での生活、葬祭殿で知られるハトシェプストや古代エジプト最後の女王クレオパトラなど、活躍した女性たちの生涯に迫る企画展です。
紀元前3000年頃から紀元前30年まで続いた古代エジプト王朝において、女性の地位は比較的高く、財産の取得・所有・相続の権利を持っていました。後宮では次代の王となる王子を産むことで大きな権力を持ったほか、王と正妃の間に生まれた王女を王族内の王子が娶って王位継承権を得るケースもありました。王妃や女王は、女神にあやかった冠などを身に付けて神性を高め、現人神の王を宗教的側面から支えていたと言われています。
本展では、5章立てで活躍した王妃や女王とその生活などを紹介。ルーヴル美術館や大英博物館など14か国から集められた《ラメセス2世の王妃イシスネフェルト》、《王妃ヘテプヘレスの肘掛椅子(複製)》、色ガラスやトルコ石などをあしらった《ウジャト眼の首飾》、《乳母の木棺》、《王妃のマスク》など、名品約180件が並びます。特に、女王クレオパトラは彫像に加えて、後世に描かれた絵画や彫刻なども展示され、“悲劇の女王”として語り継がれた姿も見られる奥深い内容の展覧会となっています。
展覧会名 | クレオパトラとエジプトの王妃展 |
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会期 | 2015年7月11日(土) 〜9月23日(水・祝) |
休館日 | 月曜日(ただし7月20日、8月10日、9月21日は開館、7月21日は休館) |
時間 | 9:30〜17:00(ただし金曜は20:00まで、土日祝・休日は18:00まで) ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京国立博物館 平成館 台東区上野公園13-9 |
観覧料 | 一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円 |
公式サイト | https://www.tnm.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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