ブラジルのモダニズム建築の父 1世紀にわたる活動を振り返る本邦初の回顧展
ブラジルの首都ブラジリアの主要建築、ニューヨーク国連本部ビルなどを設計した建築家オスカー・ニーマイヤーの活動を振り返る日本で初めての回顧展です。
1907年にリオデジャネイロで生まれたニーマイヤーは、1935年に師ルシオ・コスタとともに設計事務所を立ち上げます。翌年、教育保健省の設計チームに参加。そこで、設計顧問をしていた巨匠ル・コルビュジエと出会い、1947年にはニューヨーク国連本部ビルの設計を共に行いました。1954年には代表作の1つであるイビラプエラ公園を設計しています。1956年、大統領からの依頼により、新首都ブラジリアのアルヴォラアダ宮殿、議会議事堂、大聖堂、プラナウト宮殿、最高裁判所などを設計。1987年、同市は世界遺産に登録されました。1967年、パリへ移住し、約20年間活動します。1985年に帰国した後、2012年に104歳で亡くなるまで、設計と後進の育成に努めました。
本展では、ニーマイヤーを敬愛してきた日本の建築家ユニットSANAAが、会場デザインを担当。白を基調に大胆で有機的な曲線で構成し、代表建築物をさまざまなサイズの模型で展示します。また、日常を記録した映像、ブラジリア建設の図面や写真なども紹介されます。
展覧会名 | オスカー・ニーマイヤー展 ブラジルの世界遺産をつくった男 |
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会期 | 2015年7月18日(土) 〜 10月12日(月・祝) |
休館日 | 月曜日(ただし7月20日・9月21日・10月12日は開館、7月21日・9月24日は休館) |
時間 | 10:00〜18:00(7〜9月の金曜は21:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都現代美術館 江東区三好4-1-1 |
入館料 | 一般 1,100円、大学・専門学校生・65歳以上 1,000円、中高生 600円 |
公式サイト | https://www.mot-art-museum.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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