橋梁、トンネル、軌道… 近代の産業遺産である鉄道遺構の魅力に迫る
「建築とデザインとその周辺」をコンセプトに独自の切り口で展覧会を開いているLIXILギャラリー。全国に残る廃線跡をテーマに、当時の背景、技術、歴史などを紐解き、近代遺産としての鉄道遺構に着目した企画展です。
1872(明治5)年、日本で初めて鉄道が開通し、徐々に全国に広がっていきます。山にトンネルを通し、河に橋を架けるなど、線路を通すためにその当時の技術を駆使して進められ、土地の形状に合わせて建造物が建てられました。後年、物流手段の多様化やエネルギー効率などから廃線となったものの、未来への遺産として用途を変えて活用されているものもあります。
本展では、廃線になってから新たな価値を見出された鉄道遺構14件を紹介。土木写真家、西山芳一氏によるダイナミックな写真によって、存在感や迫力が身近に感じられる構成です。特に、魚梁瀬(やなせ)森林鉄道、足尾線、横浜臨港線は当時の古写真や映像も公開。当時の路線だけでなく、土地の背景や歴史、近代ならではの素材の使い方、建造物の意匠など、遺構がもつ魅力と多様性に迫ります。
展覧会名 | 鉄道遺構・再発見 |
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会期 | 2015年8月27日(木) 〜 11月21日(土) |
休館日 | 水曜日 |
時間 | 10:00〜18:00 |
会場 | LIXILギャラリー東京 中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F |
入館料 | 無料 |
公式サイト | https://livingculture.lixil.com/gallery/ |
問合せ | 03-5250-6530 |
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