オットー・クンツリ展

ジュエリーを核に人間の普遍性や社会への暗示を表現

Otto Künzli, Herz, 1985, Hiko-Mizuno College of Jewelry Collection/ Photo Naoya Ikegami, Starring Kaoru Ishii

従来のジュエリーのイメージに縛られることなく素材や造形を自由に行い、作家のコンセプトを込めて制作した新しいジュエリーの分野「コンテンポラリー・ジュエリー」。同分野を代表するオットー・クンツリの初期から最新作までを紹介する回顧展です。

1948年にチューリッヒで生まれたオットー・クンツリは、1960年代に生まれたコンテンポラリー・ジュエリーの動きに、人間や社会への作家ならではの視点を盛り込んだ“コンセプチュアル・ジュエリー”という新しい方向性を打ち出しました。鋭敏な眼差しで、先鋭的な着想と機知に富んで表される作品は斬新であり、また造形の美しさも特徴的。表現に関心のある人にとってインパクトのあるものとなっています。

本展は、2013年にミュンヘンのディ・ノイエ・ザムルング−国際デザイン美術館、2014年にローザンヌのMUDAC 現代デザイン応用芸術美術館で行われた企画展が東京都庭園美術館に巡回したものです。1967年の初期作品から最新作まで約150件のジュエリー、写真、ドローイング、インスタレーションを紹介。東京展限定で、美術家で映像ディレクターの山城大督氏とのコラボレーションによる映像作品も出品されます。長いキャリアを網羅し、その軌跡を辿れます。


オットー・クンツリ 《おお!》1991年
オットー・クンツリ 《ビッグ・アメリカン・ネックピース》 1986年
オットー・クンツリ 《2人のためのリング》1980年
オットー・クンツリ 「《スミ》(2008年)をつけたマリ」
オットー・クンツリ 《フーノウズ?》2001年
開催概要
展覧会名 オットー・クンツリ展
会期 2015年10月10日(土) 〜 12月27日(日)
休館日 毎月第2・第4水曜日(ただし12月23日は開館、24日は休館)
時間 10:00〜18:00
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 東京都庭園美術館 本館・新館
港区白金台5-21-9 
入館料 一般 1,000円、大学生(専修・各種専門学校含む) 800円、中高生・65歳以上 500円
公式サイト http://www.teien-art-museum.ne.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2015年9月更新