東京のクリエイターによるキュレーション&国内外作家による新作 文化都市「東京」の魅力をアーティストの個性で表現
1980年代にサブカルチャーなどの文化的な創造が隆盛して世界的に注目された「東京」。2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、再び注目されている東京の文化的な創造力を国内外のアーティストの視点で多角的に探る企画展です。
2011年の東日本大震災を経験し、少子高齢化やエネルギー、移民問題などの危機を世界と共有する現在の東京は、もはや1つの概念でまとめることはできないほど多様化しています。世界を席巻するテクノポップ、成熟と幼さが同居するネオテニー的特徴、過剰な自己演出、社会を反映した個性的なライフスタイルなど、これらの感性はアートにおいて多彩な表現となって昇華し、ネットと現実の境界が曖昧なポスト・インターネット世代の中では、新しいマテリアル感覚や新旧が共存する都市風景をパラレルワールドとして再構築する感性も生まれています。
本展では、2つの見せ方により東京を表現。1つは、各界で活躍する東京のクリエイターがキュレーションしたもの、もう1つは東京をテーマにつくる新作で、YMO+宮沢章夫、蜷川実花、岡田利規、ホンマタカシ、EBM(T)、松江哲明などのほか、サーダン・アフィフ、林科、ラスモス・ニールセン、ヤコブ・フィンガー、ビョルンスチェルネ・クリスチャンセンのユニットであるスーパーフレックスといった海外のアーティストも参加します。
展覧会名 | 東京アートミーティングVI “TOKYO”ー見えない都市を見せる |
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会期 | 2015年11月7日(土) 〜 2016年2月14日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし11月23日、1月11日は開館)、 11月24日、12月28日〜2016年1月1日、1月12日 |
時間 | 10:00〜18:00 ※入場は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都現代美術館 江東区三好4-1-1 |
観覧料 | 一般 1,200円、大学・専門学校生・65歳以上 900円、中高生 700円 |
公式サイト | https://www.mot-art-museum.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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