松岡コレクション 中国の陶磁 漢から唐まで

漢から唐までの中国陶磁 副葬品から当時の文化や風俗を読み解く

《三彩婦人》唐

松岡地所の創業者である松岡清次郎氏の蒐集品を所蔵する松岡美術館。日本画、西洋絵画、東洋の陶磁器、古代オリエント美術など多岐にわたるコレクションの中から、2016年は中国陶磁に着目。漢時代から清時代までの所蔵作品を3回シリーズで展観する企画展の第1弾です。

彩文土器、三彩、白磁、青磁、青花、五彩など、粘土や焼成の技術に研究を重ねた結果生まれた鮮やかな陶磁器は、どの時代でも高く評価されてきました。貿易を通してアジア、イスラム、ヨーロッパ各国へも広く輸出され、国内のみならず世界中の人びとに愛好されていったのです。

本展では、漢から唐までの中国陶磁を掘り下げます。王侯貴族や高官などの墳墓に副葬品として埋葬された陶俑(とうよう)を中心に展示。古代の中国では、死後も霊魂が墓所に留まると考えられていたため、人や動物を象った焼き物を納めて安寧に過ごせるように願いました。家屋の模型、家畜の動物、シルクロード交易で活躍したラクダ、胡人(イラン系ソグド人)、ファッショナブルな宮女など、多様な陶俑からは、当時の生活、文化、風俗が読み取れ、古の生活が偲ばれます。


《三彩馬》唐
《三彩駱駝》、《三彩駱駝引き》唐
《青磁人物楼閣壺》西晋
開催概要
展覧会名 松岡コレクション 中国の陶磁 漢から唐まで
会期 2015年1月5日(火) 〜 4月16日(土)
休館日 月曜日 ※祝日の場合は開館、翌平日休館
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 松岡美術館
港区白金台5-12-6 
入館料 一般800円、中高大生500円、65歳以上・障害者700円
公式サイト http://www.matsuoka-museum.jp/
問合せ 03-5449-0251
2015年12月更新