フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展

風景、海洋、静物、肖像、風俗とジャンル多彩 フェルメールなど48作家による17世紀オランダ絵画

  • 2015/12/10
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スペインからの独立戦争や、オランダ東インド会社の設立などによって黄金時代を迎えた17世紀のオランダ。当時活躍した画家たちの作品に注目し、フェルメールやレンブラントを中心に48作家の約60点の作品を紹介するオランダ絵画の企画展です。

オランダ東インド会社による貿易で繁栄したオランダでは、一般市民でも手に入れやすい価格や大きさで絵画が出回っていました。特に風景画が発展し、街や郊外の様子が鮮明に描かれました。イタリアで経験を積んだ画家たちによるエキゾチックなイタリア風景画も人気を博します。また、貿易船や軍艦などを描いた海洋画、教会内部などを描いた建築画、珍しい漆器や陶磁器なども描かれた静物画、夫婦などの肖像画、日常生活を描いた風俗画など、幅広いジャンルが描かれました。

本展では、アムステルダム国立美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、メトロポリタン美術館などからオランダ絵画の名作が結集。光の画家と呼ばれるレンブラント《ベローナ》、美しい青色で知られるフェルメール《水差しを持つ女》といった巨匠の作品だけでなく、ピーテル・デ・ホーホ《女性と召使いのいる中庭》、レンブラントの弟子だったカレル・ファブリティウス《帽子と銅よろいをつけた男(自画像)》など、日本初公開の作品の展示が多いのも特徴です。

※会期終了に伴い画像を削除いたしました

開催概要

展覧会名 フェルメールとレンブラント:17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展
会期 2016年1月14日(木) 〜 3月31日(木)
休館日 1月19日(火)
時間 10:00〜20:00(ただし、1月26日、2月2日・9日・16日・23日は17:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 森アーツセンターギャラリー
港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 
入館料 一般 1,600円、高大生 1,300円、4歳〜中学生 600円
公式サイト macg.roppongihills.com
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)

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