ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝

模型、写真、映像でミケランジェロの建築をクローズアップ

マルチェッロ・ヴェヌスティに帰属《ミケランジェロの肖像》1535年以降、カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti

彫刻、絵画、建築で卓越した作品を生み出たルネサンスの巨匠、ミケランジェロ・ブオナローティ(1475〜1564年)。多彩な作品群の中から建築に焦点を当て、フィレンツェにある元邸宅を利用した美術館「カーサ・ブオナローティ」が所蔵する作品を中心に展観する企画展です。

1475年、フィレンツェ共和国のカプレーゼに行政官を務める家柄の次男として生まれ、幼年期は石工の家で養育されました。10代で画家の工房に入門し、メディチ家のサークルと交流しながら彫刻も習得します。1496〜1501年のローマ滞在時に《ピエタ》を、1504年には《ダヴィデ》を制作し、彫刻家として大成。翌1505年、教皇ユリウス2世から自分の墓廟の制作を依頼され、建築家としても才能を開花させていくのです。

本展では、システィーナ礼拝堂の下絵を含む真筆の素描35点のほか、「メディチ邸外壁第一層の窓」(1517年頃)、「サン・ロレンツォ聖堂新聖具室」(1520〜1534年)、「ラウレンツィアーナ図書館」(1524〜1559年)、「カンピドーリオの丘の広場と建築」(1538〜1564年)、「サン・ピエトロ大聖堂ドーム」(1546〜1564年)など12件の建築作品を模型や映像も踏まえて展示。また、フィリッポ・ブルネレスキやラファエロなど同時代のイタリアの建築家たちも紹介します。


エティエンヌ・デュペラク《ミケランジェロ設計のサン・ピエトロ大聖堂の立面図》、カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
ミケランジェロ・ブオナローティ、サン・ピエトロ大聖堂ドーム、ヴァチカン市国、1546-1564年 ©Associazione Culturale Metamorfosi
ミケランジェロ・ブオナローティ《サン・ジョヴァンニ・ディ・フィオレンティーニ聖堂計画案》カーサ・ブオナローティ蔵 ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
開催概要
展覧会名 ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
会期 2016年6月25日(土) 〜8月28日(日)
休館日 水曜日、8月12日(金)〜8月18日(木)
時間 10:00〜18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 パナソニック 汐留ミュージアム
港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F 
入館料 一般1,000円、65歳以上900円、大学生700円、中高生500円
公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年6月更新