北斎漫画〜森羅万象のスケッチ

人物、動植物、妖怪まで幅広く描いた世界的に知られる絵本

江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎。代表作「冨嶽三十六景」と並び、世界規模で評価された絵本『北斎漫画』に焦点を当て、ライフワークとして描き続け、死後も発行が継続した同本の魅力を掘り下げる企画展です。

1814(文化11)年55歳で初編を手掛けて人気を博し、以後1878(明治11)年に全十五編で完結するまで発行されました。人物、動物、建造物など、その題材は多岐にわたっており、躍動感ある動きやふざけた表情などユニークな表現だけでなく、丹念に観察した自然や建築の作品もあり、膨大な作品群からは北斎の多彩な才能ぶりが感じられます。

本展では、『北斎漫画』を、躍動、滑稽、生活、自然、動物、妖怪、建築の7つのキーワードでまとめて展示。パラパラ漫画のように動作を描写した「すずめ踊りをする男性」、妖怪の日常を描いたもの、かっぱや人魚などの空想上の生物を描いたものなどを詳細に展覧します。同時に、馬、兎、猿、犬を3種類のタッチで描き分けた『三体画譜』など、『北斎漫画』以外で手掛けた絵本も紹介。肉筆画や錦絵ではなく、絵本をまとめて鑑賞する貴重な機会となります。

葛飾北斎『北斎漫画』十二編
葛飾北斎『北斎漫画』三編
葛飾北斎『北斎漫画』五編
葛飾北斎『北斎漫画』十編
開催概要
展覧会名 北斎漫画〜森羅万象のスケッチ
会期 2015年7月1日(金) 〜 7月28日(木)
休館日 7月4日(月)、11日(月)、19日(火)、25日(月)
時間 10:30〜17:30 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 太田記念美術館
渋谷区神宮前1-10-10 
入館料 一般 700円、高大生 500円
公式サイト http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年6月更新