【開館50周年記念特別展】江戸絵画への視線 ―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―

6年ぶりの一挙公開!浮世絵の祖とうたわれる岩佐又兵衛や伊藤若冲も

開館50周年を記念し、コレクションの中から選りすぐりの名品をテーマごとにまとめて展示するシリーズものの企画展。第1弾は、琳派や伊藤若冲など近年人気が高まっている江戸絵画を取り上げます。

江戸時代に入ると、絵画や陶芸などの芸術は公家や武家だけでなく、庶民も楽しむ広い文化となっていきます。裾野が広がると同時に、17世紀から19世紀にかけて本阿弥光悦や俵屋宗達、狩野常信、長沢芦雪、岸連山、冷泉為恭といった個性豊かな芸術家たちが次々と登場していきました。

本展では、17世紀の狩野派や琳派、土佐派から、18世紀に流行した文人画、幕末の復古やまと絵まで広く展示し、同館のコレクションによる“江戸絵画の潮流”が楽しめます。浮世絵の創始者とうたわれる岩佐又兵衛《官女観菊図》、椿椿山《久能山真景図》の重要文化財2件、《竹垣紅白梅椿図》などの重要美術品3件、琳派の俵屋宗達や酒井抱一、文人画の池大雅などが並びます。近年所蔵された、奇想の画家として注目されている伊藤若冲《伏見人形図》、琳派の鈴木其一《牡丹図》も紹介されるほか、同館の創立者と親交のあった横山大観、上村松園など、近代の日本画家の作品も特別展示されます。

伊藤若冲《伏見人形図》1799(寛政11)年 紙本・彩色 山種美術館
岩佐又兵衛 《官女観菊図》 【重要文化財】17 世紀(江戸時代) 紙本・墨画淡彩 山種美術館
伝 俵屋宗達 《槙楓図》 17 世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館
横山大観 《喜撰山》1919(大正8)年紙本・彩色 山種美術館
開催概要
展覧会名 【開館50周年記念特別展】 江戸絵画への視線 ―岩佐又兵衛から江戸琳派へ―
会期 2016年7月2日(土) 〜 8月21日(日)
休館日 月曜日 (ただし7月18日は開館、7月19日は休館)
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 山種美術館
渋谷区広尾3-12-36 
入館料 一般 1,200円、高大生 900円
公式サイト http://www.yamatane-museum.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年6月更新