開館50周年記念 東洋・日本陶磁の至宝 ―豊麗なる美の競演

景徳鎮官窯、高麗青磁、京焼、近代の板谷波山まで! 時代や国を越えて東洋の陶磁器の魅力を比較

色絵鳳凰文共蓋壺(いろえほうおうもんともぶたつぼ)野々村仁清 日本 江戸時代前期 重要文化財 高さ45.4cm

開館50周年を記念し、同館の3,000件を超える中国、朝鮮、日本の陶磁器コレクションから優品を選び、国や様式ごとの共通性や独自性を見出しつつ、個々の陶磁器の魅力を見出す企画展です。

作品の造形性や意匠が洗練され、多様化している中国、朝鮮、日本の陶磁器。それぞれに共通性や影響が見られる一方、独自の文化も生み出してきました。中国陶磁のスケール感、日本の色絵のうつわの緻密さと華麗さ、朝鮮陶磁の静かな美のたたずまいと格調高さなど、陶磁器ごとの特徴は大きな魅力となっています。また、陶磁器を通じた人の交流や歴史についても注目し、「中国から世界へ」、「日本から世界へ」という2つの流れも紹介します。

本展では、東洋・日本の陶磁器の共通性と独自性、中国陶磁の流れ、日本陶磁の流れ、茶の湯のうつわ、陶磁器から見た東西交流、板谷波山、6つのテーマで展示を構成。宋代を境に前半と後半に分け、唐三彩の造形や景徳鎮官窯の精緻さなどを掘り下げて鑑賞できるほか、日本陶磁では、弥生土器から中世の猿投窯、志野や織部、江戸時代の尾形乾山まで幅広く網羅。特に、展示室の最初に並んだ景徳鎮官窯の《青花龍文壺》、野々村仁清《色絵鳳凰文共蓋壺》、朝鮮の《粉青沙器象嵌牡丹文共蓋四耳壺》は、そろって公開されることが少なく、豪華な彩色や構図の競演が必見です。


青花龍文壺(せいかりゅうもんつぼ)中国 明 「宣徳年製」銘 景徳鎮官窯 高さ52.0cm
金襴手孔雀文共蓋仙盞瓶(きんらんでくじゃくもんともぶたせんさんへい)中国 明・嘉靖「冨貴佳器」銘 景徳鎮窯 重要美術品 高さ21.2cm
色絵唐人物文壺(いろえとうじんぶつもんつぼ)柿右衛門 日本 江戸時代前期 高さ30.2cm
開催概要
展覧会名 開館50周年記念 東洋・日本陶磁の至宝 ―豊麗なる美の競演
会期 2016年7月30日(土) 〜 9月25日(日)
休館日 月曜日(ただし9月19日は開館)
時間 10:00〜17:00(金曜は19:00まで)
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 出光美術館
千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F [MAP]
入館料 一般 1,000円、高大生 700円
公式サイト http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/index.html
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2016年7月更新