第2回菊池寛実賞 工芸の現在

陶磁、ガラス、金工、竹工、截金ガラス―工芸の最新動向を新作で体感

活躍する工芸作家の新作や近作を取り上げて、現代の工芸作品の表現と可能性を探る企画展です。2014年度の第1回展に続く、第2回展になります。会期中、選考を行い、最も優れた制作を行った作家には「菊池寛実賞」が授与されます。

陶磁、ガラス、漆工、木工、竹工、染織、人形、金工、工業デザイン、グラフィックデザインなど、多岐にわたる工芸分野。同じ分野の制作でも作家ごとに取り組みは異なり、多彩な作品が生み出されます。陶芸では、焼成によって生じる土肌の質感、釉薬や上絵による色彩、躍動感や緊張感のある独自の造形が見所。ガラスは造形や陰影、鉄は有機的な質感や形、竹工は編目の連なりや構造、截金ガラスはガラスの色や形と截金を合わせた立体的な文様構成などがポイントです。

本展では、学芸員と外部の専門家により、第一線で活躍する12人の工芸作家を選出。陶芸、ガラス、金工、竹工、截金ガラスの新作や近作約60点を展示します。井口 大輔「銹陶銀彩壺」、亀井 洋一郎「Lattice receptacle−様相の舞台1」などから、藤笠 砂都子「飛天」、神谷 麻穂「浮花」などの独創的な造形も楽しめるほか、留守 玲「ゴールデン・バグ」のような金工作品、インパクトのある植松 竹邑「すゞかぜ立つ」など、多岐にわたる表現を展観できます。

井口 大輔「銹陶銀彩壺」2016年 h.37.5 w.27.5 d.29.7cm  撮影:渞忠之
亀井 洋一郎「Lattice receptacle−様相の舞台1」2015年 h56.0 w65.0 d11.0cm 撮影:表恒匡
留守 玲「ゴールデン・バグ」2015年 h45.2 w56.2 d20.4cm 撮影:渞忠之
植松 竹邑「す ゞかぜ立つ」2014年 h36.0 φ74.0cm 撮影:渞忠之
開催概要
展覧会名 第2回菊池寛実賞 工芸の現在
会期 2016年12月17日(土) 〜 2017年3月20日(月・祝)
休館日 月曜日(ただし2017年1月2日、1月9日、3月20日は開館)、
年末年始 12月28日(水)〜1月1日(日・祝)、1月3日(火)、1月10日(火)
時間 11:00〜18:00
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 菊池寛実記念 智美術館
港区虎ノ門4-1-35 西久保ビルB1F 
入館料 一般 1,000円、大学生 800円、小中高生 500円
公式サイト http://www.musee-tomo.or.jp/
問合せ 03-5733-5131
2016年12月更新