10年目の集大成!幕末から明治の写真を体系化する展覧会シリーズ
2006年度から日本全国の美術館、博物館、資料館などが管理する幕末〜明治期の写真や資料を調査し、体系化する展覧会「知られざる日本写真開拓史」シリーズ。その集大成となる、写真流入期、第一世代写真師、第二世代以降の名品、逸品をまとめた総集編です。
一般の人が恒久的に鑑賞できる可能性を残すため、初期の写真の調査を美術館などの公開期間を持つ施設に限定。これまでのアンケート調査は7,987カ所、10年以上の取り組みとなり、散逸していた日本の初期写真が体系化されていきました。2007年から隔年で、関東、中部・近畿・中国、四国・九州・沖縄、北海道・東北と地方別に4回開催しています。
本展では、シリーズ総まとめとして、幕末から明治の写真と資料375点を、流入期の作品・資料をまとめた「であい」、第一世代写真師の作品・資料をまとめた「まなび」、第二世代以降の作品・資料をまとめた「ひろがり」の三部構成で展開。
ペリーとともに日本を訪れたエリファレット・ブラウン・ジュニアによる《田中光儀》像(1854(嘉永7)年)などの国指定重要文化財や、フェリーチェ・ベアト《愛宕山から見た江戸のパノラマ》などが展示され、要注目です。文面・印章・装丁から歴史が読み取れる台紙は、裏面も鑑賞できるよう立体で展示され、写真帖は内容を投影、機材や書簡など関連資料も一堂に会します。
展覧会名 | 総合開館20周年記念 夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編 |
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会期 | 2017年3月7日(火) 〜 5月7日(日) ※会期中、一部作品およびアルバムページの展示替あり 第一期 3月7日(火) 〜 3月20日(月・祝) 第二期 3月22日(火) 〜 4月9日(日) 第三期 4月11日(火) 〜 4月23日(日) 第四期 4月25日(火) 〜 5月7日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし3月20日、5月1日は開館)、3月21日(火) |
時間 | 10:00〜18:00(木・金は20:00まで) ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都写真美術館 3階展示室 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 700円、学生 600円、中高生・65歳以上 500円 ※第3水曜日は65歳以上無料 |
公式サイト | https://topmuseum.jp/ |
問合せ | 03-3280-0099 |
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