フランス人の視点で日本独自の住宅の魅力にフォーカスする
自然条件や文化など、固有の状況下から住宅が飛躍的に発展してきた日本。近現代の住宅建築をテーマに、日本の伝統的な住まいづくりや自然観、斬新な造形、施主の理想が融合している建築作品を展観することで、住空間や都市の魅力を見つめ直す企画展です。ヨーロッパ各地を巡回し、好評を博した「日本、家の列島」の帰国展となります。
写真家のジェレミ・ステラ、建築家のヴェロニック・ウルスとファビアン・モデュイ、日本在住30年で建築設計事務所「みかんぐみ」の共同代表であるマニュエル・タルディッツの4人のフランス人が、国際的に活躍している日本の実力派や若手建築家の作品から注目する約70件の住宅をピックアップしています。
会場は、マニュエル・タルディッツが共同代表を務める「みかんぐみ」が設計し、小さな家が2軒建てられます。第1章昨日の家、第2章東京の家、第3章今の家の3部構成の展開です。第1章は、1933年に竣工したアントニン・レーモンドによる軽井沢の別荘や1984年の伊東豊雄の自邸など14点、第2章は、ジェレミ・ステラが制作している“東京の家”シリーズから厳選した36点、第3章は、現在活躍中の建築家が手掛けて住宅20選とそこに住む人々の生活を紹介します。ゲストアーティストとして坂口恭平の全長5mのドローイング展示と公開制作も行われます。
展覧会名 | 日本、家の列島 ―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン― |
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会期 | 2017年4月8日(土) 〜 6月25日(日) |
休館日 | 水曜日(ただし5月3日は開館) |
時間 | 10:00〜18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | パナソニック 汐留ミュージアム 港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4F >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 800円、65歳以上 700円、大学生 600円、中高生 200円 ※5月18日(木)国際博物館の日は入館無料 |
公式サイト | https://panasonic.co.jp/ew/museum/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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