江戸から現代まで!日本美術を彩る代表的な四季の花々
季節を象徴するモティーフとして古くから“花”をテーマに琳派から現代までの多様な絵画と、花の特徴や花にまつわる物語・歴史などを紹介する企画展です。
春夏秋冬の中で咲き誇る花は、美しさで人をひきつけるだけでなく、詩歌、文学、絵画などと結びつき、作品として取り上げられてきました。日本美術では、梅、桜、牡丹、バラ、ユリ、アジサイ、朝顔、菊、桔梗、水仙、椿などが多く描かれています。花を表現する際、単独で描く以外に、鳥や昆虫との組み合わせや四季の花を一画面に描く構成など、多様なバリエーションが誕生。四季の移り変わりやその季節の自然全体をとらえた表現など、画家の個性が光る多様な作品が生まれました。
本展では、江戸時代の琳派から現代の作品まで約60点の花の絵画が集結。酒井抱一《月梅図》、《菊小禽図》、鈴木其一《四季花鳥図》など、金地で装飾的な画面と斬新なデザイン性を持つ琳派の作品は時代を経ても色あせることのない魅力を放っています。四季の草花100種を緻密に表した田能村直入《百花》、華やかなしだれ桜を描いた奥村土牛《醍醐》、扇面に季節の花を散りばめた加山又造《華扇屏風》なども展示。館内が、花の絵画で一杯になります。
展覧会名 | [企画展] 花 * Flower * 華 ―琳派から現代へ― |
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会期 | 2017年4月22日(土) 〜 6月18日(日) |
休館日 | 月曜日 |
時間 | 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 山種美術館 渋谷区広尾3-12-36 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 1,000円、大高生 800円 |
公式サイト | https://www.yamatane-museum.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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