絵本原画展「いもとようこの世界」

貼り絵に着色する技法で独自の画風を確立

独自の画風で柔らかな色彩の絵本原画を創作している画家であり、創作童話の作家でもある、いもとようこ。オリジナルの原画314点を一堂に集め、画業の全貌に迫る企画展です。

1944年、兵庫県に生まれ、金沢美術工芸大学油絵科を卒業。小学校教員を経て、絵本の原画を描くようになります。ちぎった和紙の貼り絵に着色する技法を編み出し、独特の繊細で優しい色合いで人物や動物を描写。『ねこの絵本』、『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞、『いもとようこのうたの絵本』で同グラフィック賞を3年連続で受賞しており、国際的にも高く評価されています。

本展では、オリジナル原画を6つのコーナーに分けて紹介。「あかちやんのためのえほん」では3点、「どうよう」では15点、「日本むかしばなし」では『おむすびころりん』や『つるのおんがえし』など57点、「世界の名作」では、『しあわせの王子』、『こびとのくつや』など100点、「日本の名作」では『てぶくろをかいに』など21点を展示します。
 挿絵作家としてだけではなく、創作童話作家としての活動にも着目。「いもとようこの創作絵本」のコーナーでは、『いとしの犬ハチ』や『かぜのでんわ』など118点が紹介され、誰もが一度は読んだことがある絵本の原画が数多く登場します。

「ないしょばなし」(2006年) © いもとようこ
「おむすびころりん」(2007年) © いもとようこ
「いもとようこ うたの絵本1」(1986年・ボローニア国際児童図書展グラフィック賞) © いもとようこ
「こびとのくつや」(2006年) © いもとようこ
開催概要
展覧会名 絵本原画展「いもとようこの世界」
会期 2017年5月19日(金) 〜 6月11日(日)
休館日 会期中無休
時間 10:00〜17:00
※入場は閉場時間の30分前まで
会場 上野の森美術館
台東区上野公園1-2 
入館料 高校生以上 1,000円、小中生 600円
公式サイト http://www.imoto-yoko.co.jp/announce/2017genga/index.html
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年5月更新