レオナルド×ミケランジェロ展

素描、油彩画、手稿、書簡などからルネサンスの2大巨匠を比較!

15世紀のイタリアで、絵画から建築や科学まで足跡を残したレオナルド・ダ・ヴィンチと、世紀の天才彫刻家と称されたミケランジェロ・ブオナローティ。2人の巨匠の素描を中心に、油彩画から書簡まで作風を見比べるユニークな企画展です。

14〜16世紀に興ったルネサンスは、自然を再現すべく、解剖学、遠近法、陰影法などを用いて制作されました。ダ・ヴィンチとミケランジェロは当時からライバルとされ、彫刻と絵画のどちらが優れているかを論じ合う「比較芸術論争」も勃発。ダ・ヴィンチは、画家は彫刻家を凌駕していると述べていますが、彫刻家を自認していたミケランジェロはどちらもおろそかにできないと述べました。しかし、素描はすべての芸術の基礎として2人とも重要視し、弟子や追随者にも奨励しています。

本展では、全ての芸術の基礎とされる素描を中心に、油彩画、手稿、書簡など、トリノ王立図書館やカーサ・ブオナローティ所蔵品を中心に約65点の作品が集結。最も美しい素描と称されているダ・ヴィンチ《少女の頭部/〈岩窟の聖母〉の天使のための習作》と、ミケランジェロ《〈レダと白鳥〉の頭部のための習作》を間近で見比べられる点が特徴です。ミケランジェロ《河神》の習作、ダ・ヴィンチが考案した兵器を描いた《大鎌を装備した戦車の二つの案》なども展示され、要注目です。

ミケランジェロ・ブオナローティ 《<レダと白鳥>の頭部のための習作》 1530年頃 カーサ・ブオナローティ ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
フランチェスコ・ブリーナ(帰属) 《レダと白鳥(失われたミケランジェロ作品に基づく)》 1575 年頃 カーサ・ブオナローティ ©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
レオナルド・ダ・ヴィンチ 《髭のある男性頭部(チェーザレ・ボルジャ?)》 1502 年頃 トリノ王立図書館 ©Torino, Biblioteca Reale
開催概要
展覧会名 レオナルド×ミケランジェロ展
会期 2017年6月17日(土) 〜 9月24日(日)
休館日 月曜日(ただし祝日は開館)
時間 10:00〜18:00
※祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 三菱一号館美術館
千代田区丸の内2-6-2  
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入場料 一般 1,700円、高大生 1,000円、小中学生 500円
公式サイト https://mimt.jp
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年6月更新