ASEAN設立50周年記念 サンシャワー 東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで

2館で同時開催! アートで表す東南アジアの潮流−国立新美術館では、戦争体験を基にした作品、日常を通した作品などが登場−

タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポールなどに代表される東南アジア地域で活躍するアーティストと、多様な表現力を持つ作品に焦点を当てた現代美術展です。ASEAN(東南アジア諸国連合)設立50周年を記念し、初めて国立新美術館と森美術館の2館を会場に同時開催されます。

国立新美術館会場では5つのセクションで作品を展開。地理的な特徴だけでなく、複雑な歴史を表現した複層的な地図、理想的な社会を求めた想像上の地図などが並ぶ「うつろう世界」、独立戦争や内戦時代の芸術への弾圧をリアルタイムで体験したアーティストの作品を中心に紹介する「情熱と革命」、コウ・グワンハウ「シンガポール・アート・アーカイブ・プロジェクト」(2007年)など、美術資料そのものを素材とした作品を展示する「アーカイブ」、新しい国家や民族、家族や個人などいろいろなジャンルのアイデンティティーを問う作品を集めた「さまざまなアイデンティティー」、思い出や日々の食事、遊びといった日常の中に文化や社会などの意義を見出して作品に表した「日々の生活」と、5つの視点で今のアート動向を探ります。

本展の背景
約6億人が暮らす東南アジアは、多民族、多言語、多宗教ならではのダイナミックな文化が育まれ、近年は経済発展が著しい地域です。その多様な文化から生まれる、多彩な表現の現代アートが、今世界中から大きな注目を集めています。国立新美術館、森美術館の両館長が発案し、国際交流基金の賛同により実現した本展は、14人のキュレトリアル・チームにより2年半かけて、ASEAN10カ国を現地調査。約86組のアーティストを選定し、約180点の作品を展示します。植民地から脱し、戦争や内戦などの困難を経て、民主化、国際化へと変化を遂げた歴史に影響を受けながら発展してきた足跡、表現のダイナミズム、多様性を9つの視点から掘り下げます。
リー・ウェン	《奇妙な果実》	2003年
ホー・ルイ・アン	《ソーラー:メルトダウン》	2014年〜	Courtesy: Maezawa Hideto; TPAM Performing Arts Meeting in Yokohama, 2016
イー・イラン	《うつろう世界》(「偉人」シリーズより) 2010年	Courtesy: Silverlens Galleries, Makati, The Philippines
コウ・グワンハウ	《シュ・ティエシェン――アーカイブから見る作家の100年》	2014年	所蔵:シュ・ティエシェン&シンガポール・アート・アーカイブ・プロジェクト	撮影:Koh Nguang How
開催概要
展覧会名 ASEAN設立50周年記念
サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで
会期 2017年7月5日(水) 〜 10月23日(月)
休館日 火曜日
時間 10:00〜18:00(金曜・土曜は21:00まで)
※入場は閉館時間の30分前まで
会場 国立新美術館 企画展示室2E
港区六本木7-22-2 
>> 会場の紹介記事はこちら

※森美術館との2館同時開催
>> 森美術館での展示紹介はこちら
観覧料 【2館共通】 一般 1,800円、大学生 800円
【単館】 一般 1,000円、大学生 500円
公式サイト http://sunshower2017.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2017年6月更新