佳人礼讃 ―うるわしの姿を描く―

毎年恒例のチャリティ絵画展! 今回は肖像画や風俗画が集結

毎年、独自のテーマを設けて開催しているチャリティーイベント「秘蔵の名品 アートコレクション展」。第23回となる今年は、「佳人礼讃−うるわしの姿を描く−」のテーマで、企業、美術館、団体、個人のコレクションから借り受けた名画が並びます。

1994年のスタート以来、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」を行うメセナ活動の一環として、企業文化交流委員会が主催し、ホテルオークラ東京にて毎年実施されてきました。趣旨に賛同した企業、美術館、個人収集家のコレクションから、テーマに合わせて作品を借りて公開。純益は、日本赤十字社、NHK厚生文化事業団、Hotel Okura Tokyo Cultural Fund(※)を通じて寄付されています。

本展では、佳人礼讃のテーマに合わせて、女性を主題とした作品を中心にさまざまな肖像画、風俗画を展示します。古くから現代に至るまで、絶好の絵画表現として描かれてきた人の姿の美しさを展観できます。
 「第1章 肖像画のまなざし」では、魅惑的な西洋画の女性像や日本の洋画に描かれた女性に注目。神話の世界のようなギョーム・セニャック《ミューズ》(住友コレクション・泉屋博古館分館)や目力を感じるキスリング《スペインの女》、艶やかな和装が目を引く岡田三郎助《支那絹の前》(髙島屋史料館)などが展示されます。
 「第2章 美人画にみる うるわしき佇まい」では、江戸時代に発達した浮世絵の美人図の流れを押さえつつ、独自の表現を確立させた近代の美人画の巨匠、上村松園と鏑木清方の作品を中心に展開します。上村松園《うつろふ春》、鏑木清方《さじき》(歌舞伎座)、伊東深水《楽屋》(明治座)など、透き通るような肌の質感や清らかな面持ちが印象深い女性たちを描いた作品が並びます。
 「第3章 人物像の魅力に出会う」では、鏑木清方《雨月物語》連作(霊友会妙一コレクション)、《洛中洛外図》(釣月庵)、ノエ・ボルディニョン《軽い訪問》(北野美術館)、日々を幻想的に描いたシャガールの作品などを紹介。物語の中に登場する人物の描写、日常の情景で人々が見せる豊かな表情を切り取った魅力的な作品が並びます。
※ホテルオークラ東京が設立した芸術・文化支援ファンド

岡田三郎助《支那絹の前》(髙島屋史料館)
上村松園《うつろふ春》(霊友会妙一コレクション)
ノエ・ボルディ二ョン《軽い訪問》(北野美術館)
開催概要
展覧会名 チャリティーイベント 第23回『秘蔵の名品 アートコレクション展』
佳人礼讃−うるわしの姿を描く−
会期 2017年7月31日(月) 〜 8月24日(木)
休館日 会期中無休
時間 10:00〜17:30(初日のみ12:00〜)
※入場は閉場の30分前まで
会場 アスコットホール
港区虎ノ門2-10-4 ホテルオークラ東京 B2F  
入場料 一般 1,300円、高大生 1,000円
公式サイト http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/events/art/
問合せ 03-3505-6110 (月〜金 9:00〜17:00/祝日を除く)
2017年7月更新