15年ぶり!ドラえもんと現代アートのコラボに挑む
マンガ、アニメ、テレビなどを通して、国民的な認知度を誇るキャラクター“ドラえもん”。国内外で活躍する現代アーティスト28組がドラえもんをテーマに創り上げた新作を一堂に集め、キャラクターの魅力をアートの側面から掘り起こす企画展です。2002年の「THE ドラえもん展」以来、15年ぶりの開催となります。
1970年の誕生以来、多くの人に夢を届けてきたドラえもん。最先端のアートシーンを牽引する現代アーティストたちも幼少時から触れてきており、まさにドラえもん世代とも言えます。美術史家の山下裕二氏が展覧会を監修し、「あなたのドラえもんを作ってください」という依頼で新作に取り組むアーティスト。巨大な絵画、カラフルなぬいぐるみ、ドラえもんの「外と中」を表現した彫刻作品、幅12mにもおよぶ皮の緞帳で表現した「しずかちゃんの部屋」、原作マンガから生まれた紙のドレス、漆で出来た巨大な「タイム風呂敷」、映画ドラえもんの場面を劇的に描いた黒板アートなど、誰も見たことがない、たったひとつの新しいドラえもんが次々登場します。絵画、彫刻、写真、メディアアート、書道など、現代アートを紡ぐさまざまな技法を駆使した作品は、独自の世界観とインパクトを見る人に与えることでしょう。
本展では、マンガやアニメのドラえもんを題材にしたアーティストと、映画ドラえもんを取り上げたアーティストをそれぞれまとめて展示します。村上隆や奈良美智といった世界的に著名なアーティスト、村上隆の弟子を経て独立したMr. 、痛烈な批評性が多くの支持を集める会田誠、初写真集『うめめ』がベストセラーとなった梅佳代、広告・ファッション・舞台などでの写真や映像作品を多く手掛ける蜷川実花、ギャグマンガで注目を浴びたしりあがり寿、きゃりーぱみゅぱみゅのPV美術で世界的に注目された増田セバスチャンなど、近年活躍が目覚ましいアーティストが集結。2002年の「THE ドラえもん展」で展示された、村上隆《ぼくと弟とドラえもんとの夏休み》、福田美欄《レンブラント−パレットを持つ自画像》、奈良美智《ジャイアンにリボンをとられたドラミちゃん》、森村泰昌《ドラス》、蜷川実花《ドラちゃん1日デートの巻》は、今回の新作と一緒に紹介されます。一部の作品を除き、撮影も可能です。
展覧会名 | THE ドラえもん展 TOKYO 2017 |
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会期 | 2017年11月1日(水) 〜 2018年1月8日(月・祝) |
休館日 | 会期中無休 |
時間 | 10:00〜20:00(ただし火曜日は17:00まで) ※入館は各閉館時間の30分前まで |
会場 | 森アーツセンターギャラリー 港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 |
入館料 | 一般・学生 1,800円、中高生 1,400円、4歳〜小学生 800円 障がい者手帳をお持ちの方と介助者(1名まで)は半額 |
公式サイト | http://thedoraemontentokyo2017.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600 (ハローダイヤル) |
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