[企画展]桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―

明治から現代まで! 桜が描かれた絵画が一堂に会す

日本の春を代表する花、桜。山種コレクションから桜が描かれた絵画を厳選し、一堂に公開する季節感たっぷりの企画展です。

華やかに咲き誇る姿も、淡く散りゆく姿も美しく、古くから詩歌に読まれたり、調度や衣装などのモチーフになったり、絵画に描かれたりしてきた桜。一口に桜の絵と言っても、桜を愛でる人々を描いた風俗画、名所を舞台とした風景画、花が主役の花鳥画など、様々なジャンルで多彩に表現されてきました。近代以降も、桜は重要な題材であり、歴史的名場面や古い時代の風俗画などで印象的に加えるだけでなく、桜に対する画家の想いまでもが映し出された作品もあります。画家の個性や美意識が反映され、日本画の表現の幅広さが感じられる特別感のある画題とも言えるでしょう。

本展では、同館のコレクションの中から、桜を描いた約60点の作品を厳選して展示します。名所の桜を描いた奥村土牛《醍醐》や《吉野》、東山魁夷《春静》、歴史や物語の一場面を取り上げた橋本雅邦《児島高徳(こじまたかのり)》、小林古径《清姫》「入相桜」、桜を愛でる人々を描いた狩野常信《明皇花陣図》、上村松園《桜可里》、散り際を描いた川合玉堂《春風春水》、小茂田青樹《春庭》など、様々なシーンで印象的な桜の絵画が集います。昼間の桜だけでなく夜桜にも着目し、速水御舟《夜桜》、千住博《夜桜》など、淡い月明かりに照らされてひっそりと咲く桜の作品も展示されます。
 古くから日本人に愛されてきたことを改めて実感できる、風情溢れる桜の作品が満開の会場で、じっくりと桜と日本画の魅力を体感できます。

松岡映丘《春光春衣》1917(大正6)年 絹本・彩色 山種美術館
小林古径《清姫》のうち「入相桜」1930(昭和5)年 紙本・彩色 山種美術館
菊池芳文《花鳥十二ヶ月》のうち「3月」 1868-1918年頃(明治-大正時代) 絹本・彩色 山種美術館
千住博《夜桜》2001(平成13)年 紙本・彩色 山種美術館
開催概要
展覧会名 [企画展]桜 さくら SAKURA 2018 ―美術館でお花見!―
会期 2018年3月10日(土) 〜 5月6日(日)
休館日 月曜日(ただし4月30日、5月1日は開館)
時間 10:00〜17:00 ※入館は閉館時間の30分前まで
会場 山種美術館
渋谷区広尾3-12-36 
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入館料 一般 1,000円、大高生 800円、中学生以下無料
公式サイト http://www.yamatane-museum.jp/
問合せ 03-5777-8600 (ハローダイヤル)
2018年3月更新