名作や代表作が目白押し!じっくり見ると分かる楽しさや気づき
1995年から写真や映像作品を専門に集め、国内外含めて3万4000点のコレクションを誇る東京都写真美術館。名作の数々を紹介しながら、じっくりと作品世界に入り込むことで、見えてくる気付きや魅力を発見して学ぶ展覧会です。2016年秋のリニューアル以来、初めて代表的なコレクションをまとめて展示します。
毎年、収蔵作品を紹介している展覧会「TOPコレクション」。今年は、教育普及が専門の学芸員が企画しており、テーマは「たのしむ、まなぶ」。学びの場としての美術館をクローズアップさせ、空間が漂わせる空気感、壁に並ぶ作品のリズム感、実際の作品を目の当たりにした時に受ける存在感といった美術館ならではの体験が楽しめる展示が広がります。
作品を時代の資料として眺め、情報を読み取るだけでなく、自分の興味に沿って作品の中に写っているものをじっくり見て作品の別の一面に気付いたり、分からない部分を発見して分からないことをそのまま楽しんだり、一人の作家の個展とは違った魅力を見つけられるかもしれません。
本展では、自由なアプローチで鑑賞へと導く空間を創出。桑原甲子雄、中平卓馬、奈良原一高、 鈴木理策、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、アンリ・カルティエ=ブレッソン、 シンディ・シャーマン、ロベール・ドアノー、エリオット・アーウィットなど約50人の作家の作品が一堂に集結します。鑑賞の案内となる『じっくり見てみるガイドブック』(日英)も用意。見ている人たちで話したくなる対話型の写真鑑賞が楽しめるイベント等も開催します。テーマ、モチーフ、作家といったキーワードでつながりや違いを探りながら、親しまれている名作から、著名作家の代表作までじっくり作品世界を展観。新たな気付きを得て学べ、老若男女問わず広く写真の魅力を体感できる内容となっています。
展覧会名 | TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ |
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会期 | 2018年5月12日(土) 〜 8月5日(日) |
休館日 | 月曜日(ただし7月16日は開館)、7月17日(火) |
時間 | 10:00〜18:00 ※7月19日(木)〜8月3日(金)の木・金は21:00まで ※入館は閉館時間の30分前まで |
会場 | 東京都写真美術館 3階展示室 目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内 >> 会場の紹介記事はこちら |
入館料 | 一般 500円、学生 400円、中高生・65歳以上 250円 ※7月19日(木)〜8月3日(金)の木・金18:00〜21:00は学生・中高生無料、一般400円、65歳以上200円(各種割引の併用はできません) ※第3水曜日は65歳以上無料 |
公式サイト | http://topmuseum.jp/ |
問合せ | 03-3280-0099 |
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