最後にして最大の進撃の巨人展。かつてない衝撃を体感せよ
2009年に『別冊少年マガジン』にて連載を開始し、コミック累計発行部数は8000万部を超える、ダークファンタジーバトル漫画『進撃の巨人』。国内外で一大ムーブメントを巻き起こし、2014年には上野の森美術館で初めてとなる原画展を開催、25万人を動員した。連載10年目となる今年、物語がクライマックスに突入するのにあわせ、最後にして最大の原画展「進撃の巨人展FINAL」が開催される。
展示会場の入口ではまず、来場者自身が壁の中と外どちらに生まれるか、一つの選択を迫られる。そこで選んだ人生に応じて、冒頭では異なるルートを進んでいくことになる。
圧巻なのは、進撃の巨人の世界を1/1スケールで再現したジオラマシアター。実寸大のジオラマと20m超の超大型スクリーンにより、展示の一室が進撃の巨人の世界となり、一歩足を踏み入れれば、そこは巨人たちが戦い、人々の悲鳴がこだまする戦場の中へと変貌を遂げる。
そして、今回の原画展の目玉となるのは、この場所で初公開される「最終話の音」展示。作者・諫山創が構想している最終話の風景を音だけで再現することで、来場者は諫山氏が見据えるラストシーンの一端を感じ、これから来るクライマックスへの期待が高まること間違いなしだ。
もちろん、ファンが待ち望む原画の展示も過去最大。単行本未収録の最新の原画(開催日時点)を含む10年分の原稿が、前期、後期合計で180点以上一挙に公開される。諫山氏は「印刷には写らない部分も見て欲しい。ホワイトを重ねて修正したり、原稿はある意味立体物のようなものだと思っている」と語る。
また、アニメ版「進撃の巨人」の声優陣録り下しの豪華音声ガイドは、展示を堪能する上でマスト!エレン、ミカサ、アルミン、エルヴィン、ハンジ、リヴァイなど総勢13人の人気キャラクターと一緒に展示を回遊するような感覚が味わえる、マニア必携のアイテムだ。
なおも熱烈なファンを抱えるこの作品の集大成として、歴史や世界感を存分に体感できる、最後にして最大の原画展をお見逃しなく。
展覧会名 | 進撃の巨人展FINAL |
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会期 | 2019年7月5日(金) 〜 9月8日(日) ※会期中、展示替えあり 先行公開日程:7月5日(金)〜7月7日(日) 前期日程:7月8日(月)〜8月4日(日) 後期日程:8月5日(月)〜9月8日(日) |
休館日 | 会期中無休 |
時間 | 10:00〜20:00 ※入館は閉館時間の1時間前まで |
会場 | 森アーツセンターギャラリー 港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52階 |
観覧料 | 一般 2,000円、中高生 1,500円、4歳〜小学生 1,000円 |
公式サイト | https://www.kyojinten.jp/ |
問合せ | 03-5777-8600(ハローダイヤル) |
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