開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」

収蔵品も設備もグレードアップ!新たな出発を祝う開館記念展は
コレクションの中から選りすぐりの206点を公開

アーティゾン美術館

建て替えのため2015年から長期休館していたブリヂストン美術館が、アーティゾン美術館に館名を変更し2020年1月18日に開館。新美術館は、開放的な吹き抜けや天井高を持つ現代的な造りが印象的。これまでの約2倍の展示面積と最新の設備を誇り、入館待ちや館内での混雑を緩和するため日時指定予約制が導入される。扱う作品も、古代美術、印象派、日本の近世美術、日本近代洋画、20世紀美術をはじめ、現代美術にまで幅が広がり、美術の多彩な楽しみを提供する展覧会が定期的に開催される予定だ。


開館記念展では全展示室を使い、約2800点の石橋財団コレクションの中から新収蔵作品31点を含む206点を選りすぐり、2部構成で紹介。
 第1部「アートをひろげる」では、モリゾ、カサット、ボッチョーニ、カンディンスキー、ジャコメッティ、松本竣介などの新収蔵品をはじめ、1870年代のマネの作品から2000年代のスーラージュまでの約140年間の名品を一つの地平に並べ一望。美術家たちによる果敢な実験や試行の連続が、時間・空間を超えて美術の風景を豊かにしていく様子を体感できる。
 第2部「アートをさぐる」では、第1部の水平な鑑賞から一転。杭を垂直に打ち込むように7つの視点からアートを掘りさげる。装飾、古典、原始、異界、聖俗、記録、幸福の各テーマに沿った古今東西の作品と考察を基に、その歴史に分け入り、私たちの心のなかにあるアートの核心に迫る。

2 つの異なる展示構成で提示される視点により、ブリヂストン美術館を代表する作品として長らく愛されてきたモネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソなどのコレクションにも新たな光があたり、これまでとまた違う発見があるはずだ。
 ブリヂストン美術館時代のファンも、この機会に初めて訪れる人も、アーティゾン美術館の新たな挑戦に大いに期待して、開館記念展を楽しみたい。

《洛中洛外図屏風》 江戸時代 17世紀 紙本金地著色 六曲一双 石橋財団アーティゾン美術館蔵

ヴァシリー・カンディンスキー《自らが輝く》1924年 石橋財団アーティゾン美術館蔵
ピエール=オーギュスト・ルノワール《すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢》1876年 石橋財団アーティゾン美術館蔵
ウンベルト・ボッチョーニ 《空間における連続性の唯一の形態》 1913年(1972年鋳造) 石橋財団アーティゾン美術館蔵

開催概要
展覧会名 開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」
会期 2020年1月18日(土)〜3月31日(火)
休館日 月曜日(ただし2月24日は開館)、2月25日(火)
時間 11:00〜18:00(祝日を除く金曜は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
会場 アーティゾン美術館
中央区京橋1-7-2
入館料 【ウェブ予約チケット】 一般 1,100円、高大専門生 無料、中学生以下 無料(予約不要)
※日時指定予約制
※当日チケット: ウェブ予約チケットが完売していない場合のみ窓口で販売
※詳細は公式サイトのチケット情報をご覧ください
公式サイト https://www.artizon.museum/
問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
2020年1月更新