SOMPO美術館 開館記念展 珠玉のコレクション−いのちの輝き・つくる喜び

館名も建物も新しくなって開館!
SOMPO美術館のコレクションを堪能する開館記念展

日本初の高層階美術館として1976年に誕生した「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」が、「SOMPO美術館」に名称を変更し新美術館として開館。新しくなった建物は、地上6階地下1階建て、3〜5階に位置する展示室総面積は755㎡、やわらかな曲線の建築デザインと白を基調とした展示室で、一つひとつの作品とじっくり向き合えるような空間となっている。

新美術館のオープンを飾る本展では、コレクションの中でも際立つ優品を集め、フランス近代絵画の中でも人気の高いゴーギャンやセザンヌ、ユトリロをはじめ、ゴッホの《ひまわり》の常設展示、日本画壇の重鎮である東山魁夷や平山郁夫などを幅広く紹介。SOMPO美術館のマークが象徴する「美術がもたらす心の自由を大切にする」というコンセプトを切り口に、見る人に非日常的な感性への気づきを促す作品約70点が展示される。

大正・昭和期に京都で活躍した山口華楊の初期の大作《葉桜》は、修復作業を終え約10年振りに公開。元の美しさを取り戻した作品と、その修復過程を紹介すると共に、ほか2点の華楊作品も展示される。さらに、ルノワールの《浴女》も保存修復作業を終えお披露目となる。ルノワールが画業の後半に描いた豊満な女性像に特有の、温かみのある色彩や軽やかな筆触を、本来の明るい色彩で鑑賞できる。他にも、グランマ・モーゼスの心温まる牧歌的な世界を始め、艶やかに咲き誇る桜や東郷青児の代表的な絵画など、新美術館のオープンにふさわしい絵画が展示室を彩る。

常設展示で注目したいのは、やはりコレクションの顔ともいえるゴッホの《ひまわり》。作品をより身近に感じられる展示方法が採用されており、これまでとまた違ったイメージで対峙できるはずだ。

鑑賞後は、ゆるやかに弧を描く窓面と木材天井が建物の造形と調和する、2階のミュージアムショップ&休憩スペースで展示の余韻を楽しみたい。

SOMPO美術館外観イメージ
山口華楊 《葉桜》 1921年 絹本彩色 167.4×271.5cm

フィンセント・ファン・ゴッホ 《ひまわり》 1888年 油彩・キャンヴァス 100.5×76.5cm
東郷青児 《望郷》 1959年 油彩・キャンヴァス 116.1×90.7cm ©Sompo' Museum of Art, 19017
ピエール=オーギュスト・ルノワール 《浴女》 1892-93年頃 油彩・キャンヴァス 53.5×38.0cm
開催概要
展覧会名 SOMPO美術館 開館記念展 珠玉のコレクション−いのちの輝き・つくる喜び
会期 2020年7月10日(金) 〜 9月4日(金)
休館日 月曜日(ただし8月10日は開館、翌火曜日も開館)
時間 10:00〜18:00
※入館は各閉館時間の30分前まで
会場 SOMPO美術館
新宿区西新宿1-26-1
入館料 一般 1,000円、大学生 700円、高校生以下無料
※日時指定入場制
※詳細は公式サイトをご確認ください
公式サイト https://www.sompo-museum.org/
問合せ 03-5777-8600(ハローダイヤル)
2020年7月10日更新