ハリー・ポッターと魔法の歴史

「ハリー・ポッター」の世界がここに!ホグワーツ魔法魔術学校の科目を貴重な資料と共に学ぶ

現代のファンタジー文学として、20年にわたって世界的人気を誇る「ハリー・ポッター」シリーズ。『ハリー・ポッターと賢者の石』の出版20周年を記念して、大英図書館が2017年に企画・開催した展覧会“Harry Potter: A History of Magic”の国際巡回展が開催。

本展では、原作者J.K.ローリングの直筆原稿やスケッチに加え、大英図書館が所蔵する貴重な書籍や資料などを紹介し、ハリー・ポッターの世界の底流にある言い伝えや魔法の歴史を紐解く。
 展示構成は、ハリーが学んだホグワーツ魔法魔術学校の科目に沿って、「魔法薬学」、「錬金術」、「薬草学」、「呪文学」、「天文学」、「占い学」、「闇の魔術に対する防衛術」、「魔法生物飼育学」などを、「ハリー・ポッター」シリーズの印象的なエピソードも織り交ぜながら展開。
 ホグワーツ魔法魔術学校においても必修科目だった、「魔法薬学」の章では、化学や医学が発達していなかった時代には特に重要とされていた薬作りに関わる古今の記録を紹介。また、卑金属を人工的手段により貴金属に転換する「錬金術」の章では、「賢者の石」の作り方が記された4メートルもある希少な巻物『リプリー・スクロール』や、歴史上、最も美麗な錬金術解説書と言われる書籍『太陽の輝き』などが展示される。さらに、こちらも必修科目であった「天文学」の章では、学問に用いられた天球儀や、レオナルド・ダ・ヴィンチが40年にわたって取り組んできた科学的考察を書き綴った手稿などを展示。大英図書館が所蔵するレオナルド・ダ・ヴィンチの「天体にまつわるメモとスケッチ」は世界に現存する約30冊のうちの1冊で、貴重な出展となる。

最終章では、発刊から20年以上経った今も、世界中の読者をひきつけ、広がり続ける「ハリー・ポッター」の世界を紹介。さまざまな言語に翻訳された書籍や、大人になったハリーの姿を描いた舞台劇『ハリー・ポッターと呪いの子』の衣装が展示される。

ジム・ケイ《『ハリー・ポッターと賢者の石』の9と3/4番線の習作》 ブルームズベリー社蔵 ©Bloomsbury
「薬草書」 15世紀 大英図書館蔵 ©British Library Board
クイントゥス・セレヌス・サンモニクス『医学の書』 13世紀 大英図書館蔵 ©British Library Board
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス《魔法円》 1886年 油彩/カンヴァス  テート蔵 ©Tate, London 2019
マヌエル・フィレス『動物の性質について』 16世紀 大英図書館蔵 ©British Library Board
開催概要
展覧会名 ハリー・ポッターと魔法の歴史
会期 2021年12月18日(土)〜2022年3月27日(日)
休館日 月曜日(ただし1月10日、3月21日は開館)、12月29日(水)〜1月1日(土・祝)、1月11日(火)
時間 10:00〜18:00
※金・土曜日は20:00まで
※入館は閉館時間の30分前まで
会場 東京ステーションギャラリー
千代田区丸の内1-9-1
入館料 一般 2,500円、高大生 1,500円、小中生500円
※日時指定予約制
※当日券は、日時指定券に空きがある場合のみ販売
※詳細は公式サイトをご確認ください
公式サイト https://historyofmagic.jp/
問合せ 050-5542-8600 (ハローダイヤル)
2021年11月29日更新