東京国立近代美術館(千代田区北の丸公園3-1)
現在臨時休館中の東京国立近代美術館が、「ピーター・ドイグ展」の展示室を3DVRで公開中。
「画家の中の画家」とも称されるイギリス人アーティスト、ピーター・ドイグの日本初個展となる本展は、開幕直後に臨時休館となり、現在も再開できていない。そんな中公開された3DVRは、自由に展示室内を行き来しながら、あたかもその場にいるような感覚で鮮明な作品を鑑賞することができる。展覧会を担当した研究員の動画や作品情報なども、画面上のマークにマウスを合わせるだけでポップアップするので、鑑賞のストレスは無し。むしろ、作品にかなりズームできるため、実際に会場で観るよりディテールを楽しめるかもしれない。
展示が再開されれば、まずはこの3DVRで予習してから来館したり、鑑賞後にオンラインで余韻に浸るのもオススメだ。
ピーター・ドイグ展では他にも、臨時休館期間限定で公式図録の内容を一部公開したり、ニコニコ美術館で生中継した特集番組を無料公開したりと、オンラインで楽しめる取り組みを多数行っている。
>>ピーター・ドイグ展 会場を3DVRで無料公開
【公開期間】5月18日(月)〜会期終了まで
【画像】《ポート・オブ・スペインの雨(ホワイトオーク)》 2015年、水性塗料・麻、301×352cm、作家蔵 ©Peter Doig. All rights reserved, DACS & JASPAR 2020 C3120
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