六本木ヒルズ A/Dギャラリー
六本木ヒルズのA/Dギャラリーにて、陶芸家・桑田卓郎の(くわたたくろう)新作個展が本日よりスタート。
美濃地方にスタジオを構える桑田は、陶芸の歴史に深く根ざしながらも、批評的な感覚、素材との対話、そして現代的な視点によって新たな地平を拓き、これまで目にしたことのないような、陶芸の枠を超える表現を発表し続けている。世界的にもファンが多く、日本の現代陶芸をけん引する作家としてその作品は常に注目されている。今回の展示でも、オープン1時間前からギャラリー前には入場を待つ人々が。
本展では、茶碗や彫刻的な作品と並行して長年制作してきたカップの新作を展示。サイズ、釉薬の表情などバラエティ豊かな約150点が並ぶ。特に注目したいのは、今展でお披露目となる淡いマーブル柄の作品。シルバーやゴールドに光り輝く桑田独特の釉薬の表現との絶妙なバランスが新しい。
作品は、その場で購入・持ち帰りができるため、鑑賞・購入共にできるだけ会期前半で訪れるのがオススメだ。また、来場者が多い場合は、入場制限が行われる可能性もあるそう。
【会期】7月30日(金)〜8月8日(日) ※会期中無休
【時間】12:00〜20:00
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