KeMCoで寅年の幕開けを飾る“虎”づくしの展覧会「虎の棲む空き地」開催

慶應義塾ミュージアム・コモンズ(三田2-15-45 慶應義塾大学三田キャンパス東別館)

  • 2022/1/11(火)
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KeMCoで寅年の幕開けを飾る“虎”づくしの展覧会「虎の棲む空き地」開催

 慶應義塾の歴史の中で集積された文化財や学術資料と、先進的なIT技術が融合した新たな展示・収蔵モデルを提案する大学ミュージアム「慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)」にて、新春展2022「虎の棲む空き地」がスタート。

 寅年の幕開けを飾る本展では、慶應義塾の多様なコレクションから、「虎」のモチーフを持つ作品を紹介。「詩に棲む虎」「道具に棲む虎」「装いに棲む虎」など、さまざまな時代や地域、メディアに渡るオブジェクトが彩る空き地で、その中に隠れた「虎」を探していく。
 例えば、擬人化された十二支の動物たちが左右に分かれて歌合をする《十二支歌仙歌合色紙帖》の中では、ぺろりと舌を出したユーモラスな虎を、琉球使節団を紹介した《琉球聘使畧》には、伝説上の聖獣「飛虎」の旗を見つけることができる。他にも、英文学者・西脇順三郎の詩編、舞踏のパイオニア土方巽の振り付け、さらには慶應義塾ラグビー部の現存最古のタイガージャージなど、あらゆる分野に潜む虎が集い、空き地を賑やかに彩る。

 また、展示室の横では、KeMCoM(学生スタッフ)による、展示にちなんだデジタル×アナログな遊びも体験可能。展示作品の虎が登場するInstagram用のARフィルターや、好きな虎を選んで運試しをするおみくじなど、出展作品を思い出しながら感覚的に楽しめるコンテンツとなっている。

【会期】1月11日(火)〜2月10日(木)
【休館日】土日祝(2月5日は開館)、1月31日(月)
【時間】11:00〜18:00
※事前予約制

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