日本のグラフィックデザイン2022

東京ミッドタウン・デザインハブ(ミッドタウン・タワー5F)

  • 2022/7/1(金)
  • イベント
  • フォトニュース
日本のグラフィックデザイン2022

 約3,000名の会員を擁する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)が、年鑑「Graphic Design in Japan」を発刊するタイミングで、毎年掲載作品の中から約300点を実物とモニタで展示する企画展。
 身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価が高い日本のグラフィックデザインの最先端が無料で鑑賞できる。しかも全作品撮影可能(動画による撮影は不可)な貴重な機会とあって、取材中も次々と観覧者が訪れていた。

 今年は、全国の会員から約2,000点の出品があり、最高賞である亀倉雄策賞に、大貫卓也氏の「ヒロシマ・アピールズ 2021」平和希求キャンペーンポスターおよび関連制作物が選出された。作品は1枚のポスターとして完結しながら、さらにAR(拡張現実)技術により、黒い雪の中から白い鳩があらわれる映像をスマートフォンで見ることができる。若い人たちにも平和について考えてもらうきっかけになればとの願いも込められている。
 今後の活躍が期待される有望な若手デザイナーに贈られる「JAGDA新人賞」受賞作品や、選考委員29名が1人1点注目する作品を「This One!」として選出した作品なども見逃せない。

【会期】6月30日(木)〜8月11日(木)※会期中無休
【時間】11:00〜19:00

記事を探す

記載内容は取材もしくは更新時の情報によるものです。商品の価格や取扱い・営業時間の変更等がございます。