江口綾音「春眠」

六本木ヒルズ A/Dギャラリー

  • 2026/4/3(金)
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江口綾音「春眠」

 「愛らしさと不気味さ、生と死という言語的に相反する要素の調和」をテーマに制作を行う江口綾音の個展が開催中。

 個展のタイトルになっている眠りについて江口は「眠りは小さな死かもしれない。そして、その度に新しく生まれ変わっているのかも」と語っていた。その世界観が反映された作品は、空想世界のような不思議な風景が広がっている。「眠りというのは不思議な状態だと私は感じていたのですが、制作していく過程で寝てる動物を描いたことがなかったなって思いました」。「私はすごく寝るのが好きで、睡眠時間も長い方なんですが、眠ることに対して不思議に思う気持ちと好ましく思う気持ちが(作品に)全面的に出ているなと思います」と手ごたえを語った。

 彩度の高い色彩で描かれる彼女の絵画には、クマの「ぬいぐるみ」のような可愛らしい生き物とともに様々な動物が登場する。今展の作品の中で気になるのは心地よさそうに寝ている猫。「猫は寝ているイメージがあるので、動物として一番しっくりきました」と明かした。

 また今年の干支である馬も今展の作品に登場している。昨年行われた個展では蛇が描かれた。干支を入れるのは意識しているのか問うと「それはあります。共通イメージを持ちやすくて、モチーフとしておもしろいかもと思って描き始めました」と語った。

 本展の見どころを聞くと、一番大きな展示作品を紹介し、「ここに搬入できる最大限の大きさですよって言われた作品です。大きくなればなるほど、視覚体験として普段見られないものが見られると思いました」とアピールしていた。

【会期】4月3日(金)〜4月19日(日)※会期中無休
【時間】12:00〜20:00

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