米澤柊「声なき声のキャラクター」

SNOW Contemporary(西麻布2-13-12 早野ビル404)

  • 2026/8/5(水)
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米澤柊「声なき声のキャラクター」

 美術家・アニメーターとして活動する米澤柊(よねざわしゅう)の個展 「声なき声のキャラクター」がSNOW Contemporaryで開催中。

 米澤はアニメーションの語源でもある「アニマ(魂)」をテーマに、デジタルアニメーションにおけるキャラクターの身体性と、現実世界の生き物が持つ心の身体性と感情を探求する作品を制作している。

 本展では「キャラクター(アニマ)を形作るものとは何か」という問いにあらためて向き合っている。普段描いているキャラクターにも見えないバックボーンがあり、もっと根源的な部分に触れたいと、今までとは違うアプローチでその輪郭を浮かび上がらせている。一面的ではない「キャラクター」の在り方に迫るため、デジタルとは違うアプローチ「油絵」でそれを表現している。絵画作品だけでなく、会場にはインスタレーションや立体作品など意欲作ばかり。

 「かたちを選んで描こうとするほど選ばなかったものを切りすててしまうようで息苦しく、絵は段々と白くなっていった。彩度は低く細かな色相の差異で描いた」。そうコメントしている通り、淡い色調の作品で構成されているが、しばらく見ていると色彩が浮かび上がり、絵の輪郭がとらえやすくなる。見るたびに理解が深まるので何度も訪れてみたい。

【会期】7月17日(金)〜9月5日(土)
【休廊日】日・月・火曜日、祝日(夏季休廊8月12〜15日)
【時間】13:00〜19:00

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