方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–

21_21 DESIGN SIGHT

  • 2026/8/27(木)
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方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–

 現代の暮らしと構築環境を見つめ直す企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」が21_21 DESIGN SIGHTで開幕。

 「方丈記」は鎌倉時代初期(1212年)に鴨長明によって書かれた作品で、日本三大随筆のひとつ。災害や疫病、社会不安が相次ぐ激動の時代を背景に、京都・日野山に構えた一丈四方(約9u)の小さな庵での隠遁生活や、世の無常、自然との共生がつづられている。文学作品でありながら、住まいの本質を問うものとして、しばしば「真の建築書」とも形容される。

 本展のディレクターは建築家・塚本由晴が担当。建築家、デザイナー、美術家、企業など多彩な参加者が、それぞれの方丈の庵を構想し、素材、構造、道具を介した、生き方を問い直す仕掛けを考えた。来場者は会場内を巡りながら、異なる視点で構成された方丈の庵に出会い、現代の暮らしと構築環境を見つめ直すことができる。

 塚本は「『方丈記』を読むと、彼の厭世的な気分の背景には、度重なる災害や飢饉、人間関係のストレスがあり、現代に接続するところが多い」と語る。「いつのまにか産業や制度によって編まれてしまった私たちの生を、もう一度自分たちで編み直すきっかけ」になればと呼びかけた。

【会期】8月28日(金)〜2027年1月11日(月・祝日)
【休館日】火曜日(9月22日、11月3日は開館)、11月21〜23日、12月27日〜1月3日
【時間】10:00〜19:00(入場は18:30まで)
【六本木アートナイト特別開館時間】10月31日(土)10:00 - 22:00(入場は21:30まで)

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