港区界隈の個性派 博物館
ヱビスビール記念館
「ヱビス」と「恵比寿」のおいしい関係に迫る! ヱビスビール記念館

駅の名前、恵比寿像、CMのテーマ音楽を模した発車メロディ。JR恵比寿駅に降り立つ大人の脳内をよぎるモノといえば、ご存じ「ヱビスビール」。駅のあちこちに表れる当地とこの飲み物の深〜い関係。その秘密に迫れるスポットが、恵比寿ガーデンプレイス内にある「ヱビスビール記念館」だ。

館内左手に設けられた、明治から現代までの「ヱビス史」を伝える“ヱビスギャラリー”。ここで、「ヱビス」と「恵比寿」の関係性が明らかにされている。
明治20年、「日本麦酒醸造会社」が現在記念館の建つ場所に、本場ドイツの製法にこだわったビール工場を設立。3年後、商売の神様“恵比寿”の名をとった「恵比寿ビール」が誕生した。明治34年に、ビールを運ぶための専用貨物駅「恵比寿停車場」が作られたのをきっかけとして周りの地域が「恵比寿」と呼ばれるようになっていく。ビールブランドが地名に、という意外なストーリーに、駅の「ヱビス」尽くしにも納得がいく。明治33年のパリ万博での金賞受賞や明治の文豪の作品に描かれるなど、国産ビールの代表格として広く知られていたことも後押しになったのだろう。

「ヱビス」の歴史をもっと詳しく知りたいなら、「ヱビス」を知り尽くした「ブランドコミュニケーター」と巡る“ヱビスツアー”への参加がおススメだ。豊富なエピソードを交えながら楽しく解説してくれる。ツアー後半に待つ、飲み方や注ぎ方のレクチャーが付いた試飲サービスも見逃せない。

121年の歴史に育まれたブランド。そうと知れば、生粋の「ヱビス」ファンもそうでない人も自分の舌で確かめられずにはいられない。常時3〜4種類の「ヱビス」がそろう「テイスティングサロン(有料)」に立ち寄り、ぜひ飲み比べてみるべし。
麦芽100%とドイツ・バイエルン産アロマホップを使用し長期熟成させて生まれた、シンプルかつ奥深い味わい。一口飲めば、どの「ヱビス」にも受け継がれていることが分かるだろう。

    ヱビスビール記念館(恵比寿)
  • 渋谷区恵比寿4-20-1
    恵比寿ガーデンプレイス内 [MAP]
  • 03-5423-7255
  • 入場無料 ※「ヱビスツアー」は有料
  • 11:00〜19:00(最終入場は閉館30分前まで)
  • 休館日 月曜(休日の場合は翌日)、年末年始
  • JR各線・日比谷線「恵比寿駅」徒歩8分
  • webサイト
恵比寿工場のジオラマ
明治20年設立の日本麦酒醸造会社
恵比寿ビヤホールのジオラマ
ビヤホール初のおつまみ「大根のスライス」
明治の文豪の作品にも度々登場
コミュニケーションステージ
2種のヱビスビールとおつまみ「塩えんどう豆」
テイスティングサロン
ミュージアムショップ

「ヱビスツアー」について

料金(税込)
大人(20歳以上) 500円(2種類の「ヱビス」付き)
中学生以上 20歳未満 300円(ソフトドリンク付き)
小学生以下 無料(ソフトドリンク付き)
ツアー時間
40分間
スタート時間
平日 毎時10分/40分
休日 毎時10分/30分/50分
※ツアー最終回は平日・休日とも17:10

2011年5月取材/2014年4月更新