新亜飯店(大門)
地下鉄大門駅から徒歩1分の老舗中華料理店「新亜飯店」。1969(昭和44)年、上海の名物点心“小籠包”を日本で初めて提供した。以来、近隣の住民、ワーカー、東京タワーの観光客までさまざまな人が、必ずといっていいほど注文する名物に。
湯気を立てる蒸籠の中に8個の小籠包が鎮座。レンゲにのせてもはみ出す大粒サイズに気分も上がる。上海と同じく、醤油は使わず酢か黒酢をかけ、たっぷりの千切り生姜を添えて口へ。ムチッとコシのある薄い皮をかめば、具材の旨味がたっぷり溶け出したスープがあふれ出す。皮に口をつけて直に吸うのがご当地流。やけどに注意しながらアチチと吸って、大口でハフハフ頬張る。豚ひき肉に生姜、葱、10種類以上の調味料を混ぜた肉団子はほどよい歯ごたえがあり、ずっしりと腹持ちがいい。肉汁の甘みが後を引き、もう1つ…と次々手を伸ばしたくなる。
持ち帰り用に冷凍品の用意もある。「自宅では強火で15分ほど蒸して。一度は店内で作りたての美味しさをぜひ」と胸を張る2代目店主の盛氏。9〜12月頃までの季節限定「上海蟹の小籠包(6個・税込3,780円)」も試してみたい。
名称 | 新亜飯店 |
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所在地 | 港区芝大門2-3-2 |
電話番号 | 03-3434-0005 |
営業時間 |
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定休日 | 年末年始 |
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