新正堂(新橋)
気合の入ったはちまき姿、閉まるはずの皮は餡子を収めきれずに開いたまんま。その名も物騒な「切腹最中」。生みの親は新橋「新正堂」の三代目、渡辺仁久さん。店の周辺一帯が忠臣蔵の浅野内匠頭が切腹した所、田村右京太夫屋敷跡であることにちなんだという。忠臣蔵ファンご用達の逸品だ。
十勝産の高級小豆“みやび”は灰汁も味のうちと、さらし過ぎずに炊いて、豆の風味を閉じ込める。宮城産のもち米で作る皮はまるで厚焼きせんべい。噛むほどにうまさが広がる。これが濃いくちの餡子によく合う。中にはもちもちの求肥も潜んでいる。
三代目が周囲の大反対にもめげずに世に送り出した「切腹」の名にかかっては、誰しもが思わず破顔。今では新橋発の“お詫びの品”としても有名だ。「部下と腹を割って話したい」お偉方も応援する。
名称 | 新正堂 |
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所在地 | 港区新橋4-27-2 |
電話番号 | 電話03-3431-2512番号 |
営業時間 |
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定休日 | 日祝(8月中は土日祝) |
公式サイト | https://www.shinshodoh.co.jp/ |
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